ティーショットであと10ヤード飛ばしたい、仲間に負けない飛距離を出したい。そんな思いをかなえられるスイングのコツをお伝えします。
少し力が弱くても、筋力が落ちてきていても、打つときの動作を少し改善するだけで、ドライバーでさらに飛ばせるようになります。ティーショットが今よりも飛べば、2打目も一つ、二つと下の番手で打てるので楽な気持ちで次のショットに臨めます。
今回はフォロースルーでヘッドスピードを上げて飛距離を伸ばすドリルをご紹介します。スイングをするときのイメージをしっかりつかんでください。
フォロースルーでヘッドスピードを上げるドリル
飛距離をアップさせるには、クラブを加速させる動きが必要です。
インパクトの直前から直後のフォロースルーにかけて、クラブがしっかり加速できるというのが理想的です。このような形を作るには大きなフォロースルーを作る必要があります。
大きなフォロースルーを作るために必要なイメージは、ドライバーの先端が、フォロースルーのときに自分の胸の位置からもっとも遠くにある状態になる、ということです。
<1>~<3>のどれよりも<4>のフォロースルーの時がもっとも遠くなるというのが理想的な状態です。
素振りをするときのコツ
イメージを作るためにまず素振りを行っていきます。フォロースルーでドライバーの先端が一番、胸から遠くなるように素振りをしてみましょう。イメージを持ったまま何度かクラブを振ってみてください。
そして素振りをしたときにドライバーのビュッという音が一番遠くで鳴るようにするのが理想です。ビュッという音が鳴るときというのはクラブが一番、加速しているときです。
このドリルを行うとき、最初はゆっくりと素振りを行ってみてください。何度か振ったうえで実際にボールを打っていくと、フォロースルーで加速するイメージが残ります。ボールを打つときにも大きなフォロースルーを作ってさらに飛ばすことができます。
このドリルですが、コースでスタートする前に取り入れても効果がありますし、打ちっぱなしなどで練習中に行っても効果があります。普段のラウンドや練習でも取り組んでみてください。
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理想的なフォロースルー
ゴルフのフォロースルーでもっとも理想的なのは、腕がまっすぐに伸びているということです。遠心力を使って力強く加速し、インパクトからフォロースルーにかけて最大の力を発揮すると、腕がまっすぐに伸びます。
素振りをするときには、遠くで音が鳴るようにすることに加えて、ターゲット方向にクラブを投げるような意識をもって取り組んでみましょう。
パワーを生むためのポイント
腕をまっすぐに伸ばすには2つの注意点があります。
一つは左の肩と腰をターゲット方向よりも左側に回転をさせていくということ。もう一つは、グリップなどはターゲット方向へと真っすぐに出していくということです。
左の肩と腰が回転をしていき、腕を真っすぐに伸ばしていくことでクラブが体から離れていく形になります。そうするとスイングの軌道が大きくなり、遠心力が生まれてより大きなパワーをボールに伝えることができます。手と身体が同じように動いていくと、遠心力がなくなってパワーも落ちます。
フォロースルーで腕がしっかり伸びると、飛距離がアップしスイングのフォームもかっこよくスムーズにフィニッシュを迎えられます。
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今回はフォロースルーでヘッドスピードを上げて、さらに遠くへボールを飛ばすための練習ドリルを紹介しました。1打目で強い球を打てると、気分よく2打目に行けて仲間とも差がつけられます。レッスン内容を実践して、よりよいスイングのイメージを作っていってください。