出典:ALBA.Net
「シンガポールオープン」(1月18日~21日)で6年ぶりに日本ツアーに完全復帰した石川遼選手。第1戦のプレーぶりは、日本で活躍していた頃を彷彿とさせるプレーで首位タイに浮上する好調ぶりを見せてくれました。
第2戦は惜しくも予選落ちでしたが、第3戦は3日目に「63」を叩き出し、4日目は首位に1打差に迫るバーディー発進で大逆転優勝へ望みをつなぎましたが、追い上げ届かずに5位。復活を予感させる戦いぶりでした。
結果、世界ランキングも37人抜きで187位に浮上。これからのプレーで完全復活に期待がかかります!
石川遼選手の輝かしい主な戦績
アマチュア時代
2007年マンシングウェアオープンKSBカップで、日本プロゴルフ大会において史上最年少優勝を達成しました。大会初日が暴風で中止。2日目終了時点で7打差の23位。最終日に2ラウンドが行われ、高校生でありながら36ホールを回っての大逆転優勝でした。男子ツアーでのアマチュアの優勝は、倉本昌弘以来の史上2人目の快挙です。
プロ転向後
2009年フジサンケイクラシックで優勝。この優勝で賞金ランキングトップに立ち、年間賞金額が1億8,352万4,051円で賞金王になりました。ジャンボ尾崎選手が持っていた26歳で達成した最年少賞金王の記録を、「18歳80日」に塗り替えました。
2010年5月2日の中日クラウンズ(名古屋GC和合C)において、最終日に男子ツアータイ記録の12バーディを記録し、1ラウンド「58」の国内ツアー新記録で18位から通算13アンダーで逆転優勝を果たしました。同年、日本男子ツアー史上最速の54試合目、18歳7か月の最年少で生涯獲得賞金3億円を突破しました。
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最年少・選手会長として…
出典:Yahooニュース
ツアー14勝、今年から最年少で日本ゴルフツアー選手会の選手会長に就任した石川遼選手。昨日、ゴルフの伝道活動で、奈良県・奈良育英小学校を訪問し、3~6年生80人とスナックゴルフ対決や講演会、子供達と一緒に給食を食べて交流を行っています。この伝道活動は、2009年から選手会がはじめたゴルフ普及活動で、のべ47人のプロゴルファーがゴルフの魅力を伝えています。
石川選手のゴルフ伝道は、2016年9月に熊本地震復興支援の活動で、熊本県の小学校を訪問したのに続き2年ぶり2度目で、選手会長としては初めてだそうです。
石川遼選手は以前から「ファンの方がゴルフ観戦に来て良かったと思えるようなツアーにしていきたい」と望んでいました。これまで抱いていた構想を選手会長の立場で実現する機会を得ました。どんなツアーにしてくれるのか楽しみです!
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約5年間米ツアーを主戦場で戦ってきた石川遼選手。思ったような結果が出ずに苦しんだと思います。日本ゴルフ界で結果を出し、また世界に行って活躍することを期待しています。それに石川遼選手のプレーがまた間近で見られることはとてもファンにとっては嬉しいことでもあります。
最年少で選手会長に就任した石川遼選手に対して、他の選手たちが負けてたまるかという気持ちで戦ってくれたら、エキサイティングで楽しい試合がたくさん見ることができそうです。2018年は初戦から好調ですので、スーパープレーで観客を魅了し日本のツアーを盛り上げてくれることを期待しています。