海外ゴルフでおすすめする場所の一つが、リゾート地としても人気のグアムです。
海沿いに作られたオーシャンビューの広いコースや、南国ならではの青空の下でのプレーは、国内ではなかなか味わえません。グアムは日本からの旅行者も多くいるので、観光もしやすく、交通アクセスも整備されているので旅行のついでにゴルフを楽しむにもピッタリです。
しかし、海外ゴルフ経験がない方からすると、「グアムでラウンドは大変そう…」「何を用意すればいいのかわからない…」そんな声も聞きます。そこで今回は、海外ゴルフ初心者でも安心してプレーするための情報をまとめました。
2018年12月、実際にゴルファボ編集部がグアムを体験してきましたので、生の声もぜひ参考にしてみてください。やってみると意外と簡単、一度行ったらクセになりそうです。
目次
グアムゴルフの魅力
なんといってもオーシャンビューの美しいコースや、海越えのホールなど日本では味わえない体験が出来るのがグアムの魅力でしょう。
ラウンドが終われば、グアム観光を楽しむことができるうえ、日本語もわりと通じて日本食も充実しています。治安も比較的良いので海外初心者でも過ごしやすい環境が整っています。
クラブはレンタル?or持参?
せっかくのグアムゴルフ、持参クラブでストレスなくプレーできればベストですが、レンタルでもそれなりに十分楽しめます。持参する場合はフルセットでなくハーフセットでも良いと思います。それぞれの注意点を解説いたします。
◆レンタルする時の注意点
グアムでは基本的に、複数人での使い回しを禁止しているところが多いです。なので、一人ワンセット借りる必要があります。(40ドル前後)
レンタルでも問題なく楽しめる程度に使用できますが、あくまでレンタル品です。自分のクラブ並みのクオリティは求めないほうが良いでしょう。
◆持参の時の注意点
持参方法を簡潔に言えば、宅急便で送るか自分で持っていくかの二択です。
グアムに持参する場合もっとも多いパターンは…自宅から空港まで郵送→航空機へは手荷物として持ち入れ→現地ではバス・タクシー等で移動。帰りは逆パターンです。
航空機の手荷物は2つまでなら無料で預けられます。キャディバッグも旅行用ケースと同じ扱いで空港に持ち込むことができます。ただし、バッグが大きすぎる場合、超過料金を取られるところがあります。ルールは各航空会社で違うので、心配な場合は航空会社に確認しましょう。
一点、梱包方法だけは注意です。
グアムに限らず海外では高価なクラブでも関係なく手荒に扱われることがあります。荷物を受け取ったときにクラブが真っ二つに折れていたなんてことも…
対処法は3つあります。①専用のカバーでキャディバッグごと包む ②クラブカバーを付ける ③隙間をプチプチやタオルなどで埋める。これらの対策をして大切なクラブを守るようにしましょう。
持っていくと便利なアイテム
・ボール グアムの慣れないコース環境では、いつもは出ないようなミスが連発する可能性があります。1プレーでも2ラウンド出来るくらいのボールを持っていくことをおすすめします。クラブハウスでももちろん販売していますが、若干割高です。 |
・グローブ グローブ・ウェアはレンタルできないので持参する方が良いでしょう。 |
・シューズ ほとんどのゴルフ場でレンタルできますが、クオリティはあまり期待しないほうが良いでしょう。可能であれば持参が◎です。グアムのコースは広く、慣れない環境では歩行距離も増えます。歩きやすい靴や歩き慣れたシューズの方が、ナイスショットや疲労軽減にも効果的です。 |
・計測器 慣れない環境とはいえグアムでも最高のプレーをしたいですよね。グアムの海沿いはなかなか距離感がつかめません。距離計があればキャディがいなくとも目標までのヤード数が分かるのでおすすめです。 |
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いくらかかる?平均的な価格相場
ゴルフ場や人数や時期によって料金が変わりますが、基本的には一人100ドル~200ドル(13,000円~23,000円)くらいが相場です。お一人様や2サム確定にすると数十ドルの追加料金がかかります。
どのコースもグアムの繁華街にあるホテルからの送迎サービスがあります。
プレーに関して
何人で行ける?
基本的にお一人様での予約は受け付けていないようです。2名でも予約はできますが、状況によっては他の2サムと同組でスタートといったこともあります。
どこで予約するの?
旅行代理店のツアーかオプションでの追加、もしくは自分で予約します。グアムは日本語が通じるところが多いので自分でもできます。
とはいえ、面倒であれば航空券、滞在先、移動方法、予約をパッケージで扱っている旅行代理店にお任せするのが一番かんたんで安心です。
気候と服装は?
おすすめの時期
グアムは年間平均気温28度と常夏の島で、一年を通して乾季(11月~5月)と雨季(6月~10月)に分かれています。雨季とありますが、日本のように降り続く雨というのは珍しく、基本的にスコールのような雨が多いです。
ゴルフするにあたっては年間を通しておすすめです。しかし、グアムは南国で湿度も高いので熱さ対策だけは十分注意が必要です。
服装
グアムは南国なので、ジャケット・革靴といったようなルールは設けられていません。しかし、あくまでゴルフ場。入場・ラウンド中含め、ポロシャツなどの襟付きを選びましょう。
基本的に短パンもOK。ポロシャツ・チノパンなどラウンドする格好で入場してOKです。
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【注意】日本とはここが違う!
料金前払い
グアムではプレー前清算が基本です。受付をする時に、プレー料金やレンタル料金をまとめて払います。カート場でレシートを見せなければいけないところもあるので捨てないようにしましょう。レストランなどで食事をする際は、その場で払います。
売店はない
日本のようにホール間に売店はありません。代わりに飲み物を積んだカートが定期的にまわってきます。飲み物が欲しい場合は運転しているスタッフに声を掛けたり、手を上げれば止まってくれます。キンキンに冷えたドリンクを2~3ドル程度で買えます。
スループレー
グアムでは基本18Hスループレーです。しかし、ゴルフ場や予約状況によっては9H終了後、休憩時間を確保してくれる場合もあります。スタッフに相談してみると良いでしょう。
年齢制限
グアムのクラブハウスのほとんどに年齢制限が設けられています。11歳以下はプレーできなかったり、12歳から18歳でも保護者の同伴や、事前の問い合わせが必要な場合があるので、ホームページをチェックしてみてください。
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体験!グアムゴルフ行ってみた
12月初旬のグアム島にやってきました。
日本はこれから冬に突入ですが、グアムは年間を通して常夏の島。12月からは乾季に突入するので、南国ならではの美しい青空が広がっていました。さっそくクラブハウスへ向かいます。
グアムのゴルフ場へはタクシーもしくは、専用の送迎バスを使います。滞在先のホテルを伝えておけば、バスのドライバーがフロントで名前を呼んでくれます。(送迎対象のホテルのみバスがきます)
中心街のホテルから専用の送迎バスで20分程度。
今回は、日本人にも人気のグアムの名門「マンギラオゴルフクラブ」に来ました。
さっそく受付カウンターへ。
マンギラオGCは予約確認や支払いなど含め、すべて日本語で対応してくれます。英語が得意でない方でも安心です。支払いを済ませば、あとはスタートホールに行くだけ。かなりスムーズです。
貴重品を預ける小さなロッカーは無料ですが、着替えをするなどのロッカーは有料。日本のように豪華なロッカールームやお風呂はありません。
お風呂も付いていないので、基本的にラウンドする格好で来て、終わったらそのまま帰るスタイルです。
売店はマンギラオのオリジナル商品もたくさんあり、お土産や記念品としてもおすすめです。
マンギラオに来ると記念のオリジナルバッグタグがもらえます。非売品なのでけっこう嬉しいです。
スタートホールへは、レストランの横を抜けていきます。レストランからの景色はまさに絶景。
1番ホールへやってきました。かなり広いです。
前半9Hはフラットなコースが多くストレスなく思い切り楽しめます。とはいえ、それ相応に傾斜やハザードなどが設置されているので、しっかり狙っていかないとスコアは作れないといった印象。
後半はコースレイアウトが一変。海沿いのコースが増え、アップダウンや傾斜などが変わり、難易度が上がったように感じます。ショットの正確さが求められるホールが続きます。
グアムの醍醐味とでもいうべき海沿いコース。
グリーンも青空も気持ち良いですが、とにかく暑いです。汗も尋常じゃないくらいかきますので、暑さ対策が一番のポイントかと思います。
カートにはタオル、冷たい水などが準備されていますが、塩分補給のアメやスポーツドリンク、日焼け止めなどは各自用意することをおすすめします。
マンギラオGCの名物ホール『12番パー3の海越えホール』です。
ゴルファーなら一度は挑戦してみたいホールとして有名です。結果はオーバーでグリーン奥のバンカーへONでした。海沿いで風が吹くので、風向きを考えた戦略が必要なホールです。
あっと言う間の18ホール。
日本と比べて、パッと来てプレーしてパッと帰るといった印象。7時半スタートで、終わったのは12時過ぎでした。朝からまわればホールアウト後にしっかりグアム観光も出来ます。
海沿いのコースは驚くほど美しく、コース全体もしっかりと手入れされています。日本語も通じるので、海外ゴルフ初心者にも安心。いつかは海外でやってみたい…と思っている方にもマンギラオはとてもおすすめです。
しかし、グアムはとにかく暑いです。熱中症にだけは十分に気を付けてください。
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グアムのゴルフ場一覧
オンワード マンギラオGC |
スターツグアムゴルフリゾート |
グアムインターナショナルCC |
レオパレスリゾートCC |
カントリークラブオブザパシフィック |
ウィンドワードヒルズCC |
オンワードタロフォフォGC |
グアムのゴルフ場は繁華街にあるホテルから、専用の送迎サービスがあるのでアクセスも容易です。
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