ゴルフには数多くの用語があります。
スライスやドライバーなどの一般的なものはゴルフ初心者も聞いたことがあると思いますが、フェアウェイバンカーやグリーンエッジなどの言葉はある程度経験者でないと分からないかと思います。
「覚えること多くて無理かも…」
そう思ったゴルフ初心者のあなた!安心してください、普段使う言葉はそれほど多いわけではありません。多用する言葉から、稀にしか使わない言葉もあるので、そういった言葉は聞いたときに調べれば問題ありません。
まずはざっと目を通して「こんな言葉があるんだ~」くらいに思っていただいて、必要なときにまた戻ってきて活用してみてください。
ゴルフ用語まとめ辞典
ア行
アーリーコック | バックスイングで早めにコックを入れる(手首を曲げる)こと。 |
アイアン | ヘッドが金属でできたクラブの総称。 |
アウトオブバウンズ | プレー禁止区域のこと。いわゆる「OB」。 |
アウトコース | 18ホールあるコースの内、前半の1~9番ホールのこと。後半9コースをインコースという。 |
アウトサイドイン | ダウンスイング時のヘッドが外側から内側に下りてくる軌道。打ち出しが左となり、スライス気味のボールとなる。 |
赤杭 | ラテラルウォーターハザードの区域であることを示す杭。 |
アゲンスト | 「アゲンストウインド」の略。向かい風のこと。追い風は「フォロー」。 |
アゴ | バンカーの縁の部分。 |
アッパーブロー | クラブヘッドがインパクトゾーンの最下点を過ぎ、上に向かっていく途中でインパクトをすること |
アップライト | スイングプレーン(スイングが描く弧)が立っている状態。 |
アドレス | ボールを打つ構え。 |
アプローチ | グリーンの近くからピンに寄せるための短い距離のショット。 |
アプローチウェッジ | アプローチを打つために作られたウェッジ。「AW」と表記される。 |
アベレージゴルファー | ハンディキャップが20前後の平均的なゴルファー。 |
アマチュア | 報酬を目的とせずにゴルフをプレーする人。 |
アルバトロス | パーより3打少ないスコアでホールアウトすること。ダブルイーグルとも言う。 |
アンジュレーション | フェアウェイやグリーンの起伏。 |
アンダーパー | 18ホールの基準打席よりも少ないスコアでラウンドすること。 |
アンプレアブル | プレーが不可能な状態の際に、1打罰を受けることによって救済を受けることができるルール。 |
■イ
イーグル | パーよりも2打少ないスコアでホールアウトすること。 |
イーブンパー | 18ホールの基準打席と同じスコアでラウンドすること。 |
インコース | 18ホールあるコースの内、後半の10~18番ホール。前半9コースをアウトコースという。 |
インサウドアウト | ダウンスイング時のヘッドが内側から外側を通る軌道。打ち出しが右となり、フック気味の軌道となる。 |
インターバル | ホールアウトしてから次のティーグラウンドまでの間。 |
インテンショナル | 意図的にボールを曲げること。「インテンショナルフック」「インテンショナルスライス」等と使用する。 |
インパクト | クラブフェースにボールが当たる瞬間。 |
インプレー | 1つのホールで、ティーショットを打ってからカップインするまでのこと。競技が続行しているという意味。 |
■ウ
ウィークグリップ | 左手の甲が下、右手の甲が上を向く形でクラブを握るグリップ(右打ちの場合)。スライスが出やすい。 |
ウエストエリア | 芝が無い状態でも、救済を受けることができない区域。 |
ウエストバンカー | ハザードではなく、クラブをソールしても良いバンカー。 |
ウェッジ | 短い距離を打つためのロフトが大きいクラブ。「ピッチングウェッジ」「アプローチウェッジ」「サンドウェッジ」などがある。 |
ウォーターハザード | ハザードの一種で、コース内にある池や川、排水路などの総称。表示があれば水の有無を問わずウォーターハザードとなる。 |
打ち上げ | ボールの目標地点が現在地よりも高い状態。 |
打ち下ろし | ボールの目標地点が現在地よりも低い状態。 |
打ちっぱなし | ゴルフの練習場。 |
ウッド | クラブのヘッドが木製の、長い距離を打つためのクラブ。現在は金属製のヘッドが主流。 |
■エ
エアーガン | シューズやズボンに付着した砂や芝を空気圧で落とす装置。クラブハウスに入る前に使用する。 |
エイジシューター | 18ホールを自分の年齢以下のスコアでラウンドしたプレーヤー。 |
エージシュート | 18ホールを自分の年齢以下のスコアでラウンドすること。 |
エース | ティーショットが1打でカップに入ること。「ホールインワン」とも言う。 |
エキストラホール | トーナメントの際、既定のホールで決着が付かない場合に追加でラウンドするホール。 |
エクスプロージョン | バンカーショットの際に、ボールではなく、ボールの手前を打ち、砂の爆発でボールを飛ばすこと。 |
エッジ | ① バンカーやグリーンのふち。 ② リーディングエッジの略。 |
■オ
オーバースイング | トップスイングが大きすぎる状態。 |
オーバードライブ | ティーショットを先に打った人よりも遠くに飛ばすこと。 |
オーバーパー | 規定打数よりも多いスコアでホールアウトすること。 |
オーバーラッピング | グリップの際に、右手の小指を左手の人差しと中指の間に乗せて握る方法。現在一番主流なグリップ。 |
オープン競技 | プロアマを問わずに参加することができる競技。 |
オープンスタンス | アドレスを取った際に、左足が下がり、下半身が目標方向に傾いたスタンス。(右打ちの場合) |
オープンフェース | クラブフェースが目標よりも右を向いている状態。(右打ちの場合) |
オナー | 最初にティーショットを打つ権利を持つ人。通常は直前のホールのスコアが一番良かった人が務める。 |
オブストラクション | コース上にある障害物。 |
オン | グリーン上にボールが乗ること。 |
カ行
カート | キャディバッグやプレーヤーを運ぶための車。 |
カート道路 | ゴルフカート走行用の道路。 |
ガードバンカー | グリーンの周りに設置されたバンカー。 |
カーボンシャフト | 炭素繊維(カーボン)を使用したシャフト。スチールシャフトよりも軽量で撓りやすい。 |
カジュアルウォーター | 悪天候などによって、コースに一時的にできた水溜まり。 |
カット | ボールを切るようにして右回転をかける打ち方。(右打ちの場合)カットされたボールはスライスとなる。 |
カットライン | トーナメントで成績の悪い選手を落とすための基準。 |
カップ | グリーン上に設けられた穴。ホールとも言う。 |
噛む | ダフリ気味にインパクトすること。 |
カラー | グリーン周りで芝が短く刈られている部分。 |
慣性モーメント | ヘッドの回転のしにくさを表した値。高いほどクラブの安定性が増す。 |
■キ
黄色杭 | ウォーターハザードの区域を示すための杭。 |
キック | 打ったボールが着地する際に地面で弾むこと。 |
キックポイント | スイングの際にシャフトが最も大きく撓るポイント。 |
ギャップウェッジ | ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間に位置するクラブ。 |
キャディ | ラウンド中にプレーヤーのクラブを運ぶ他、ルールに従ってサポートをする人。 |
キャディバッグ | ゴルフクラブを含む道具を持ち運ぶためのバッグ。 |
キャディフィー | キャディを使用する際に発生する料金。 |
キャディマスター | キャディの訓練や手配、スタートの組み合わせの管理を行う従業員。 |
逆オーバーラッピング | 左手の人差し指を右手の小指に乗せるパターの握り方。 |
逆ハンドグリップ | 左手が下で右手がグリップエンドにくるパターの握り方。 |
逆目 | グリーンの芝が目標方向とは逆方向に向かって生えている状態。この反対を「順目」と言う。 |
キャリー | 打った地点からボールが地面に落ちた地点までの距離。 |
丘陵コース | 丘陵地帯に作られたゴルフ場。国内のゴルフ場の多くは丘陵コースである。 |
切り返し | スイングのトップスイングからダウンスイングに移行するポイント。 |
切れる | グリーン上でボールが曲がること |
■ク
クラウン | ウッドヘッドにおける上部の膨らんだ部分の名称。 |
グラスバンカー | コース上にある窪み。バンカーという名称だが砂は無く、草が生えている。ハザードではない。 |
クラブ | ボールを打つための道具。ウッドやアイアン、パターなどから構成される。 |
クラブハウス | 受付やロッカー、レストランなどがあるゴルフ場のメインとなる建物。 |
クラブフェース | クラブヘッドのボールが当たる部分の名称。 |
クラブレングス | クラブの長さ。 |
クリーク | ① コース内にある小川 ② 5番ウッドの名称。 |
グリーン | カップのある芝を短く刈り込んだ場所。 |
グリーンキーパー | コースを管理する従業員。 |
グリーンバンカー | グリーンの周りに配置されたバンカー。 |
グリーンフィー | コースをプレーするための料金。 |
グリーンフォーク | ボールマーク(グリーンにボールが落下した際にできた窪み)を修復する際の道具。 |
グリップ | クラブの握る部分。もしくはクラブの握り方。 |
グリップエンド | クラブのグリップ部分の末端。クラブヘッドの反対側の端。 |
クローグリップ | 左手を通常通り、右手は指を伸ばして手の甲を正面に向ける形で添えるだけにするパターの握り方。 |
クローズ | ゴルフ場の休業日。悪天候等で営業中止している状態。 |
クローズドスタンス | アドレスを取る際に、右足を引いて身体が閉じている状態となっている構え。(右打ちの場合) |
グローブ | グリップ力の向上や手の保護を目的として装着する手袋。 |
グロス | ハンディキャップを引く前の合計スコア。 |
クロスバンカー | フェアウェイに食い込むように配置されたバンカー。 |
クロスハンドグリップ | 右手と左手の位置が逆となるパターの握り方。 |
■コ
高麗グリーン | 高麗芝で作られたグリーン |
誤球 | 他者のボールやインプレー以外のボールを打つこと。2打罰を受ける。 |
コース | ゴルフ場のプレー区域全体。 |
コースマネジメント | コースレイアウトやコンディションを基にコースの攻め方を設計すること。 |
コースレート | コースの難度を示した値。コースレートが大きくなるほど難易度が上がる。 |
コック | バックスイングで、手首が親指の方向に曲がること。 |
こぼれる | 一度グリーンに乗るが、その後転がって落ちてしまうこと。 |
コントロールショット | 目標までの距離感や方向性を重視したショット。 |
コンペ | ゴルフ協議会のこと。コンペティションの略。 |
サ行
サービスホール | 難易度が低く、パーが取りやすいコース。 |
サイドスピン | ボールにかかる横回転。 |
サイドバンカー | フェアウェイの横に配置されているバンカー。 |
ザックリ | アプローチショットで、ボールの大きく手前を打つミス。 |
サブグリーン | グリーンが2つあるコースで、その日に使われていない方のグリーン。 |
暫定級 | ボールがOBもしくは、OBの可能性が高い際に、暫定的に打つボール。最初のボールがOBの場合、その後は暫定級でプレーを行う。 |
サンデーゴルファー | ゴルフをプレーするのは休日のみのゴルファー |
サンドウェッジ | バンカーショットを打つ目的のウェッジ。ロフトが非常に大きい。「SW」と表記される。 |
■シ
シーサイドコース | 海辺にあるゴルフコース。 |
シニア | 50歳以上のプロゴルファー、もしくは60歳以上のアマチュアゴルファー。 |
支配人 | そのゴルフ場の責任者 |
芝目 | グリーン上の芝の生え方や向き。 |
しゃくる | クラブヘッドが最下点を過ぎ、上がりながら打つこと。 |
シャットフェース | クラブフェースが伏せられた状態。 |
シャフト | クラブの柄の部分。 |
シャンク | ボールがクラブのネックに当たること。大きく右に飛ぶ。 |
重心アングル | ドライバーを垂らした時に発生するヘッドの傾き。重心角とも言う。 |
重心距離 | シャフトの中心線とクラブヘッドの重心までの距離。 |
重心深度 | クラブのフェース面から重心までの距離。 |
ジュニア | 若い(通常17歳まで)ゴルファー。 |
順目 | グリーンの芝が目標方向に向かって生えている状態。この反対を逆目と言う。 |
ショート | ショットやパットが目標まで届かないこと。 |
ショートアイアン | 7,8,9番アイアン。 |
ショートゲーム | グリーン周りのアプローチ、パッティングなど、短い距離のプレー。 |
ショートコース | パー3とパー4のみで構成されている短いコース。多くは9ホールのみ。 |
ショートパット | 短い距離のパッティング。 |
ショートホール | パー3のホール。 |
ショット | ボールを打つこと。 |
シングルプレーヤー | ハンディキャップが1から9までのゴルファー。 |
新ペリア方式 | ハンディキャップの算出方法。「ダブルペリア」とも言われる。 |
■ス
スイートスポット | クラブフェースの芯の部分。 |
スイープ | 掃くようにボールを打つこと。 |
スイング | アドレスからフィニッシュまでの連続した動作。 |
スイングアーク | スイングにおいてクラブヘッドが描く軌道。 |
スイングプレーン | スイングの際にクラブヘッドが通る平面。 |
スウェイ | スイング時に身体が左右に動くこと。 |
スクエアスタンス | 両足のつま先を結ぶラインが、飛行線と平行になる構え。 |
スクエアフェース | アドレス時のソールの向きが飛行線と垂直になっている状態。 |
スクラッチ | ハンディキャップを用いずに競技を行うこと。 |
スクラッチプレーヤー | ハンディキャップが0のゴルファー。 |
スコア | ストロークの合計数。 |
スコアカード | スコアを記載する用紙。 |
スコアメイク | スコアを落とさないようにコースマネジメントをすること。 |
スコアラー | 自分のスコアを記入する人。マーカーとも言う。 |
すじる | ショットがピンに向かって真っすぐ飛ぶこと。 |
スタンス | アドレス時の足の置き方。 |
スチールシャフト | 鉄(スチール)が使われているシャフト。 |
スティンガー | 長いクラブで放つ弾道の低いショット。 |
ステディ | 安全で安定したプレー。 |
ステディプレーヤー | 安全で安定したプレーをするゴルファー。 |
ストレートボール | 真っすぐ飛ぶボール。もしくは曲がり幅が限りなく少ないボール。 |
ストローク | ボールを打つ意思を持ってスイングすること。 |
ストロークプレー | 合計スコアで勝敗を決めるプレー方式。 |
ストロンググリップ | 左手を被せるように握るグリップ。 |
スネークライン | グリーン上の左右様々な傾斜が入り混じっているパッティングライン。 |
スパイクマーク | ゴルフシューズのスパイクによってできたグリーン上の傷。 |
スパイクレスシューズ | アウトソールにスパイク鋲が使用されていないゴルフシューズ。代わりにゴムの突起物が配置されている。 |
スパット | ターゲットライン上に設定する目安。 |
スピン | ボールの回転。 |
スプーン | 3番ウッドの名称。 |
素振り | ボールを打つ意思がない練習スイング。 |
スプリットハンドグリップ | 左右の手を離して握るグリップ。 |
スライス | 打ったボールが右に曲がる軌道。(右打ちの場合) |
スライスライン | グリーン上で、ボールが右に曲がるライン。(右打ちの場合) |
スライスグリップ | 左手の甲が下、右手の甲が上を向く形でクラブを握るグリップ。(右打ちの場合)「ウィークグリップ」とも言う。 |
スライド | スイング時に身体が横に動く動作。 |
スリークオーター | フルショットの約3/4の大きさのスイング。 |
スリーパット | グリーン上で3ストロークしてホールアウトすること。 |
スループレー | ハーフプレー終了後に休憩をせず、18ホール続けてラウンドすること。 |
スロープレー | プレーに時間が掛かりすぎている状態。 |
■セ
セカンドショット | 第2打目のショット。 |
セットアップ | ボールに向かい、アドレスを取る動作。 |
ゼネラルルール | 世界で共通しているゴルフのルール |
セパレート | 各ホールが林などで完全に区切られている状態。 |
セミラフ | フェアウェイとラフの間にある、フェアウェイよりも長く、ラフよりも短い芝のある区域。 |
セルフプレー | キャディを付けずにラウンドすること。 |
センターカット | パットをカップの真ん中から入れること。 |
■ソ
ソール | ①クラブヘッドの底の部分 ②アドレス時にクラブを地面に付けること。 |
ソフトソパイク | ゴルフシューズのアウトソールにプラスチック製のスパイク鋲が装着されているスパイク。 |
タ行
ターゲットライン | ボールと目標地点を結んだ線 |
ターフ | 生芝。主に、アイアンショットでボールの先にある芝を削り取った際に「ターフを取る」という形で使われる。 |
ダウンスイング | スイングの中の、トップからインパクトまでの動作。 |
ダウンブロー | ボールのインパクト後に最下点を迎えるスイング。 |
叩く | スコアを沢山打った際の表現。 |
ダッグフック | 曲がり幅が大きいフックボール。 |
タッチ | パターや短いアプローチの距離感。 |
タップイン | 短い距離のパットを軽く叩いて入れること。 |
ダフリ | ボールの手前を打つミスショット。 |
ダブルパー | パーの2倍のスコア |
ダブルペリア方式 | ハンディキャップの算出方法の1つ。「新ペリア方式」とも言う。 |
ダブルボギー | パーより2打多いストローク数でホールアウトすること。 |
■チ
チーピン | 急激に左に曲がるミスショット。(右打ちの場合) |
チッパー | グリーン周りからのアプローチ専用に作られたクラブ。 |
チップイン | アプローチしたボールが直接カップに入ること。 |
チップショット | 低い弾道のアプローチショット。「ランニングアプローチ」とも言う。 |
長尺ドライバー | 長いシャフトが使われたドライバー。 |
チョロ | ボールの上部を打ち、少ししか転がらないミスショット。 |
■ツ
ツアープロ | プロゴルフのツアーに出場できるプロゴルファー。 |
ツーオン | 2打目のショットがグリーンに乗ること。 |
ツーグリーン | 1つのホールにグリーンが2つあること。 |
ツーサム | 2人でプレーすること。 |
つま先上がり | アドレスした際につま先側が上がり、ボールが高い位置にある状態。 |
つま先下がり | アドレスした際につま先が下がり、ボールが低い位置にある状態。 |
■テ
ティー | ティーアップする時に使う木製もしくはプラスチック製の道具。 |
ティーアップ | ティーショットを打つために、ボールをティーの上に置くこと。 |
ティーチングプロ | ゴルフを人に指導することを生業としたプロゴルファー。 |
ティーオフ | ゴルフのプレーを始めること。 |
ティーグラウンド | そのホールの第1打を打つ場所。 |
ティーショット | ティーグラウンドから打つ、各ホールの第1打。 |
テイクバック | スイングの始動からトップまでの、クラブを振り上げる動作のこと。 |
ディボット | クラブのヘッドによって刈り取られた芝。 |
ディボット後 | 芝が飛んだ跡のある箇所。 |
ティーマーカー | ティーグラウンドの区画を示す、2つの色付きの目印。 |
手打ち | 身体の回転や重心の移動を使わずに、手だけでスイングをしている状態。 |
デッド | ピンの根元に直接落ちるショット。 |
出べそ | ティーマーカーを結んだ線よりも前にティーアップすること。そのまま打った場合、2打罰が課せられる。 |
テンフィンガーグリップ | 10本の指全てでグリップを握る握り方。 |
テンプラ | クラブヘッドの上部にボールが当たり、高くボールを打ち上げること。 |
■ト
トゥ | クラブフェースの先の部分。 |
特設ティー | 第1打がOBや池の場合、進行を早めるために使用する、前進した場所にあるティーグラウンド。 |
ドーミー | マッチプレーで勝ったホールと負けたホールの数が同じになっている状態 |
トップ | ボールの上部を打つミスショット。 |
トップスイング | スイングのテイクバックの頂点の位置。 |
ドッグレッグ | 犬の足のようにフェアウェイが湾曲しているコース。 |
ドライバー | 1番ウッド。主にティーショットで使用する。 |
ドライビングレンジ | 練習場。 |
ドラコン | ティーショットから誰が一番ボールを飛ばせるかを競う競技。「ドライビングコンテスト」の略。 |
トラブルショット | ボールを打つのが困難な状況からのショット。 |
トリプルボギー | パーよりも3打多いストローク数でホールアウトすること。 |
トルク | シャフトの捻じれの大きさを表す値。値が大きければ柔らかく捻じれやすい。 |
ドローバイアス | クラブのフェース角や重心角、ライ角を調整することによって、ドローを打ちやすい設計にすること。 |
ドローボール | 打球の落ち際に右から左に曲がる軌道。「フック」は早い段階から左に曲がるためドローとは異なる。 |
ドロッピングエリア | ウォーターハザードに入った際にドロップするための、特別に設けられているエリア。 |
ドロップ | 規定に従ってボールを拾い、膝の高さから地面に落とすこと。 |
ナ行
ナイスショット | 良いショットを称える言葉。 |
ナチュラルグリップ | 10本の指全てで握るグリップ。「テンフィンガーグリップ」とも言う。 |
なめる | パッティングの際、カップの縁に触るもクルっと回り入らないこと。 |
■ニ
ニアピン | ショートホールのティーショットをどれだけカップに近付けられるかを競うこと。 |
ニアレスポイント | 規則に則ってドロップをする際、ドロップする場所を決める基準の点。 |
握る | ゴルフで賭けをすること。 |
2度打ち | スイング中、ボールがクラブに2度当たること。以前は1打罰を課されたが、現在は意図的でなければノーペナルティ。 |
■ヌ
抜け | インパクト後のヘッドの走り。 |
■ネ
ネームタグ | キャディバッグやボストンバッグに付ける名札。 |
ネック | シャフトとクラブヘッドが結合されている根元の部分。 |
ネット | 全てのストローク数からハンディキャップを引いた値。 |
■ノ
ノーカン | パッティングの距離感が全く合っていないこと。 |
ノーコック | スイング中にコックを使わない打ち方。 |
ノータッチ | ボールに触らずに、あるがままの状態でプレーすること。 |
ノックダウンショット | 小さなスイングで低い弾道のボールを打つショット。 |
ハ行
パー | 各ホールの基準打数のこと。基本的にはパー3,パー4,パー5の3種類。 |
パーオン | そのホールの基準打数より2打少ない打数でグリーンに乗せること。 |
パーセーブ | そのホールをパーで終えること。 |
バーディ | パーよりも1打少ないストローク数でホールアウトすること。 |
バーディパット | 入ればバーディとなるパット。 |
パーパット | 入ればパーとなるパット。 |
ハーフ | 18ホールの半分に当たる9ホールのこと。 |
ハーフショット | フルスイングの半分程度の大きさで打つショット。 |
ハーフスイング | フルスイングの半分程度の大きさのスイング。 |
ハーフセット | 7本前後の本数で組まれたクラブセット。 |
バイト | バックスピンがかかり、ボールが止まること。 |
ハイブリッド | 複数の素材で製造されたクラブ。ユーティリティの意で使われることもある。 |
バウンス | リーディングエッジからソールが出っ張った部分。 |
ハザード | バンカーや池など、コース内にある障害地。 |
パス | 後続の組を先に行かせること。 |
パター | 主にグリーン上でパッティングを行うために使用するクラブ。 |
パターマット | パッティング練習をする際に使用する人工芝のマット。 |
バックスイング | スイングの始動からトップまでの、クラブを振り上げる動作。 |
バックスピン | ターゲット方向とは逆方向にかかるボールの回転。 |
バックティー | 一般的に最もグリーンから遠くにあるティーグラウンド。多くの場合、青色のティーマークが使用される。 |
バックナイン | 18ホールの内、後半の9ホールのこと。 |
パッティング | パットをすること。 |
パッティンググリーン | カップがある、芝が短く刈られているエリア。グリーンの正式名称。 |
パット | グリーン上からカップを狙って打つショット。 |
バナナボール | 極端なスライス軌道のボール。 |
花道 | グリーン手前で、グリーンとの間に障害が無いフェアウェイ部分。 |
バフィー | 4番ウッド。 |
パブリックコース | 会員限定ではない、誰でも使用できるゴルフ場。 |
パワーフェード | 飛距離が落ちない、力強いフェードボールのこと。 |
バンカー | ハザードの1つで、砂地となっている窪み。 |
バンカーショット | バンカーから打つショット。 |
パンチショット | フォロースルーを取らずに、低い弾道のボールを打つショット。 |
番手 | クラブに刻まれている番号。番手が大きいほどロフト角が大きい。 |
ハンディキャップ | レベルの異なるプレーヤー同士が公平に競技をできるようにするための制度。技量に応じて値が決定し、ハンディキャップが小さいほど上級者となる。 |
ハンドアップ | アドレス時のグリップの位置が高い状態。 |
ハンドダウン | アドレス時のグリップの位置が低い状態。 |
ハンドファースト | アドレス時に、グリップがボールよりも前方に位置している状態。 |
■ヒ
PGA | 「Professional Golfers’ Association」の略。プロゴルフ協会。 |
ヒール | クラブヘッドの根元部分。(シャフトに近い側) |
ヒールアップ | テイクバックの途中で左の踵を上げること。(右打ちの場合) |
ヒールダウン | ダウンスイング際に左の踵を地面に付けること。もしくは踵が地面を踏み続けるように力を入れること。 |
ビギナー | 初心者ゴルファー。 |
ビジター | ゴルフ場のメンバー以外のプレーヤー。 |
左の壁 | ダウンスイング時に身体が左に流れないようにするために意識するイメージ上の壁。 |
ひっかけ | 出玉から左に飛んでいくミスショット。 |
ピックアップ | ボールを拾い上げること。 |
ピッチエンドラン | ボールが適度に上がり、その後の転がりでピンに寄せるアプローチの手法。 |
ピッチショット | 高い弾道でランが少ないアプローチショット。 |
ピッチマーク | グリーン上にボールが着弾した際にできる跡。「ボールマーク」とも呼ばれる。 |
ピッチングウェッジ | ウェッジの中では一番ロフトが立っているクラブ。グリーン周りや100ヤード程度の距離で使用する。一般的に「PW」と表記される。 |
表示杭 | グリーンまでの距離を示した杭。 |
ピン | カップの位置を示す旗竿。 |
ピンハイ | ショットがピンの真横や同じ面に乗った状態。 |
ピンフラッグ | カップの目印となるピンに付けられた旗。 |
ピンポジション | その日のグリーン上のカップの位置。 |
■フ
ファーストパット | その人の最初のパッティング。 |
フィー | 料金のこと。「グリーンフィー」や「キャディフィー」がある。 |
フィッティング | クラブの重量やフェース角、ライ角、シャフトなどをここに合わせた最適な設定とすること。 |
フィニッシュ | ①スイングが終わった状態。②プレーが終わったこと。 |
フィンガーグリップ | 手の指を主体としたグリップの方法。 |
ブービー | 下から2番目の順位の人。元々は最下位という意であったが、現在日本では、最下位の人が「ブービーメーカー」下から2番目の人が「ブービー」として浸透している。 |
フェアウェイ | ティーグラウンドからグリーンの間で、芝が短く刈り込まれているライが良い場所。 |
フェアウェイウッド | 主にフェアウェイで使用されるウッド。一般的にはドライバー以外のウッドを指す。 |
フェアウェイバンカー | ミドルホールやロングホールの2打目地点に配置されたバンカー。 |
フェース | クラブヘッドのボールを打つ面。クラブフェースの略。 |
フェース角 | クラブフェースのターゲットラインに対する角度。 |
フェードボール | 落下地点の近くで右に曲がる軌道。早い段階から右に曲がるスライスとは別の意で使用される。(右打ちの場合) |
フォア | 前方のプレーヤーの方向に打球が飛んだ際等に危険を伝える言葉。 |
フォロー | 「フォローウインド」の略。追い風のこと。 |
フォロースルー | スイング中のインパクトの直後からフィニッシュまでの動作。 |
吹き上がる | 強いバックスピンがかかり、ボールが必要以上に上がる軌道。 |
ふける | フラフラとスライスして大きく右に飛ぶミスショット。(右打ちの場合) |
フック | 打ったボールが左に曲がる軌道。(右打ちの場合) |
プッシュアウト | ボールを右に押し出して、ボールが戻って来ないミスショット。 |
フライヤー | ラフから打ったボールにスピンがかからず、通常以上の飛距離が出ること。 |
フラットスイング | クラブヘッドの軌道と地面が平行になるスイング。 |
フルショット | スイングの振り幅を大きくし、最大限の力で振り切るショット。 |
プルショット | ボールが極端に左に曲がるミスショット。 |
フルスイング | 最大限の力で振り切るスイング。 |
フルセット | 14本、もしくはそれに近い本数のクラブを採用しているクラブセット。 |
プレーオフ | 全てのホールを終えても優勝者を1人に絞れない場合に行われる延長戦。 |
プレース | 規則に従って、ボールを元の位置、もしくは規則に従った指定の位置に置くこと。 |
フレックス | クラブのシャフトの柔らかさ。 |
プロアマ戦 | プロゴルファーとゲストが一緒にプレーをするイベント。多くの場合、試合の前日に、試合が行われるゴルフ場で行われる。 |
プロテスト | プロゴルファーになるための試験。 |
フロントティ | 一般的な男性が使用するティーグラウンド。「レギュラーティ」とも呼ばれ、多くの場合白色のティーマークが用いられる。 |
フロントナイン | 18ホールの内、前半の9ホール。 |
■ヘ
ベアグラウンド | コース上で芝が無く、土がむき出しになっている部分。 |
ベストグロス | 競技の中で総ストローク数が一番少なかったプレーヤー。 |
ベストスコア | ゴルフを始めてから一番良いスコア。 |
ベタピン | ショットしたボールが、ピンのすぐ近くに止まること。 |
ベタ足 | スイング中、両足の足底を地面に付けたままにしておくこと。 |
ヘッド | シャフトに結合されたクラブの先端部分。 |
ヘッドアップ | スイング中、フォロースイングの前に頭が上がること。 |
ヘッドカバー | クラブヘッドを保護する目的で被せるカバー。 |
ペッドスピード | スイング時のクラブヘッドの動く速さ。 |
ペナルティ | ルール違反をした際に課される罰則。1打もしくは2打をスコアに付け加える。 |
ベントグリーン | ベント芝を使用したグリーン。 |
ベント芝 | グリーンに使われる西洋芝の一種。 |
■ホ
ポイントターニー | パーを基準として各ホールのスコアに点数を付けて、最終的な総得点で勝敗を決める競技方法。 |
砲台グリーン | 砲台のように、グリーンがフェアウェイよりも盛り上がっているグリーン。 |
ホームコース | 会員となっているゴルフ場。 |
ホームラン | バンカーショットで、グリーンを大きく超えるボールを打つミス。 |
ホールアウト | そのホールのプレーを終えたこと、もしくは18ホールのプレーを終えたこと。 |
ホールインワン | 第1打のボールが直接カップに入ること。 |
ボールマーカー | ボールを拾い上げる時に、その位置を明確にするための目印。 |
ボギー | パーよりも1ストローク多いスコアでホールアウトすること。 |
歩測 | 歩いて距離を測定すること。 |
ボディターン | 身体の回転を利用するスイング。 |
マ行
マーカー | プレーヤーのスコアを記録する人。 |
マーク | グリーン上でボールを拾い上げる際に、その場所を明確とする印を付けること。 |
マウンド | コース上にある、コブのような突起した所。 |
マッスルバック | ヘッドが小さくフェースが薄い、背面が凹んでいないアイアンの形状。 |
マッチプレー | 1ホールごとに勝敗を決め、18ホールの全ての結果で勝敗が決まる競技方式。 |
マナー | 行儀や礼儀のこと。ゴルフで重要視される。 |
マン振り | 全力の力でクラブをスイングすること。 |
■ミ
ミスショット | ショットの際に意図しない失敗をすること。 |
ミドルアイアン | 4,5,6番アイアン。 |
ミドルホール | 251ヤードから471ヤードまでの、パー4のホール。 |
■メ
目玉 | バンカーの砂にボールがめり込み、目玉のようになっている状態。 |
目土 | スイングによって刈り取られた芝の跡を埋めるための土。高麗芝の時に使う。 |
目土袋 | 目土を入れて持ち歩くための袋。 |
メンバー | ゴルフ場の会員。 |
ヤ行
ヤード | ゴルフで使用される距離の基準。1ヤード0.914メートル。 |
ヤード杭 | グリーンまでの残りの距離を示した杭。 |
ヤーテージ | そのホールの距離。 |
■ユ
ユーティリティ | フェアウェイウッドとアイアンの中間的立ち位置のクラブ。ウッド型とアイアン型がある。 |
■ヨ
寄せ | グリーンの周りからピンにボールを近付けるショット。 |
寄せワン | アプローチでピンに近付け、1パットでカップに入れること。 |
ラ行
ライ | ボールが置かれている位置や、その周りの地面の状態。 |
ライ角 | クラブヘッドを地面に置いた時の、地面とシャフトの角度。 |
ライン | ①グリーン上でボールをカップに転がす際の軌道。②目標地点までの方向線。 |
ラウンド | コースをプレーして回ること。 |
ラウンドレッスン | ティーチングプロとゴルフ場でラウンドをしながらレッスンを受けること。 |
ラフ | 芝が刈りこまれてなく、伸びている区域。 |
ラン | ボールが落下してから転がること。 |
ランニングアプローチ | ボールを転がしてピンに寄せるアプローチ手法。 |
■リ
リーディングエッジ | クラブフェースとソールの境目部分。 |
リカバリーショット | ミスショットをした次のショットで、ミスを挽回するショットを打つこと。 |
リストターン | インパクト時に手首を返す動き。 |
リリース | ダウンスイング時に、トップで作ったコックと右肘の曲げをボールに向かって開放すること。 |
林間コース | 林でホールとホールが完全にセパレートされているコース。 |
リンクスコース | 海岸の近くにあるゴルフ場。 |
■ル
ループスイング | バックスイングからダウンスイングにかけて、クラブヘッドが8の字を描くように動くスイング。 |
ルックアップ | インパクトの前にボールから視線を外すこと。 |
■レ
レイアウト | コースの設計や障害物の配置のこと。 |
レイアップ | グリーンを直接狙わずに、次のショットを打ちやすい地点に打つこと。 |
レーキ | バンカーの砂をならす道具。 |
レギュラーティ | 通常一般男性が使用するティーグラウンド。多くの場合白色のティーマーク。 |
レッスンプロ | 人にゴルフを教えることを生業としたプロゴルファー。「ティーチングプロ」とも言う。 |
レディースティ | 主に女性が使用するためのティーグラウンド。レギュラーティよりも前方に設置されている。 |
練習グリーン | ゴルフ場に備え付けられている練習用のパッティンググリーン。 |
■ロ
ローカルルール | ゴルフ場ごとに設定された、そのコースのみに適応されるルール。 |
ローボール | 弾道の低いボール。 |
ロストボール | 紛失球のこと。ボールを探し始めて5分経っても見つからない状態。 |
ロブウェッジ | 主にロブショットを打つことを目的としたクラブ。ロフト角が約60度以上と非常に大きい。 |
ロブショット | ボールを高く打ち上げるショット。 |
ロフト角 | クラブフェースの角度。 |
ロングアイアン | 1,2,3番アイアン。 |
ロングホール | 471ヤード以上のパー5のホール。 |
ワ行
ワッグル | アドレスに入って、スイングを始動する前に、クラブを上下や左右に小さく動かくこと。 |
ワンオン | 第1打がグリーンに乗ること。 |
ワングリーン | 1つのホールに設置されているグリーンが1つだけのコース。 |
ゴルフの用語はたくさんありますが、すべてを一度に覚える必要がありません。
分からない用語が出てきたときに、このページを活用していただければと思います。
まずは、最低限のマナー・ルールをマスターして楽しいゴルフライフを送ってください。