あなたはアプローチのときどのクラブを使っていますか?
・アプローチウェッジ(AW)
・ピッチングウェッジ(PW)
・サンドウェッジ(SW)
人それぞれ選択肢は違うと思いますが、しっかり転がしてミスを減らしたいという方はピッチングを使っていること多いと思います。
しかし!それだけだとゴルフレベルが止まってしまう可能性があります。
そこでおすすめしたいのがサンドウェッジ。SWを使っていろいろなアプローチが出来るようになると、ゴルフレベルがぐんとアップします。
この記事では、サンドウェッジを使ったアプローチの基本と注意点を解説します。サンドウェッジをマスターしてアプローチでピタッと止められるゴルファーを目指してみてください!
目次
【動画】アプローチ|サンドウェッジの打ち方3つの基本
なぜ?サンドウェッジがアプローチに適している理由
ゴルフのスコアで100,90,80台と上げていくためにはサンドウェッジを使いこなす必要があります。
アプローチで確実に寄せるためには、転がして攻めるのが難易度的にやさしくて無難。そのためにピッチングウェッジを使用しているゴルファーも多いのではないでしょうか。
しかし、1つのクラブで1つの打ち方ばかりしていると、その後のレベルアップに必ず限界がきます。サンドウェッジの打ち方をマスターすれば、アプローチでの打ち分けをすることができます。
アプローチでの打ち分けができるようになれば、よりアプローチが安定してスコアアップにつながるでしょう。
サンドウェッジの打ち方のコツは3つ
クラブをヒールアップさせる
グリップは短く握り、クラブのヒール部分を少し浮かせてください。クラブの先端で打つイメージを持ちましょう。
ボールとの距離はグリップエンドがお腹に当たらない距離に立ちます。アドレスは普段より少し近いと感じるイメージがちょうどいい距離になります。
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体重は左足9:右足1の割合で乗せる
左足に9割体重を乗せましょう。このときの右足は地面に着いているか、着いていないかわからないくらい軽く着けるイメージで良いです。
ボールの位置は右足のかかと前、そして左足を30度開いてください。その左足のつま先にしっかりと体重をかけるようにしましょう。
左足に体重を乗せることで、ボールの手前を打ってしまう「ダフリ」を防止することができます。
ストロークはパターと同じ
スイングはパターのように腰の高さくらいまでテイクバックをしてください。
その状態で体の回転だけでスイングしましょう。ここまで完璧にできれば、ボールは低く飛び出て、プロのようなアプローチショットが打てるようになります。
注意!アプローチでミスが出るNG行動
アプローチでミスが出てしまう原因は、体が回らず手だけで打ってしまうスイングにあります。体が左右にぶれてしまうのもミスに繋がってしまいます。
左足のつま先にしっかりと体重をかけて、パターと同じストロークでクラブを上げる。そして手の位置はキープして体だけを目標方向に向けることを意識しましょう。
もっとやさしい打ち方の極意
さらにサンドウェッジを上手く打てるようになる極意をご紹介します。
まずはグリップです。限りなく腕を伸ばした位置で握りましょう。上記画像のように、シャフトに手が少しかかるくらいです。このグリップをすることで自然とクラブのヒールが浮いてヒールアップの状態になります。
そして体重は真ん中より少し左において、パターを打つ時と同じスイングをしてください。初心者の方でもすぐ出来る打ち方なのでぜひ試してみてください。
サンドウェッジの飛距離はどれくらい?ロフト角とバウンスの関係をまとめてみました↓↓↓
アプローチを安定させてスコアアップにつなげるには、サンドウェッジを使いこなす練習をすることをおすすめします。
ピッチングウェッジよりもロフトの多い難しいクラブを上手く使えるようになれば、どんな状況のアプローチでも対応できるようになります。
ご紹介した、クラブをヒールアップして、重心は左足。そして体の回転だけで打つことを試していただき、ぜひスコアアップにつなげてみてください。