出典:GDO
「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)最終日が終了。2打差の8位からスタートした有村智恵が6バーディ、ノーボギー「66」で回り、トータル13アンダーで逆転優勝。今季初優勝です。
2012年メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」以来の通算14勝目を挙げました。ホールアウト後は大粒の涙を流し、キャディーや仲間たちと抱き合い、喜びを分かち合っていました。
2位は、トータル11アンダーの青木瀬令奈と沖せいら。4位にツアールーキーの小祝さくら。5位に野澤真央、フェービー・ヤオ(台湾)、申ジエ(韓国)の3人。昨年優勝のキム・ヘイリム(韓国)、ホステスプロの勝みなみは通算5アンダーの23位で終了しました。
目次
有村智恵というプロゴルファー
出典:有村智恵Facebook
アマチュア時代は、「日本ジュニアゴルフ選手権」(12~14歳の部)など数々のタイトルを獲得し、2006年東北高等学校卒業後プロテストにトップ合格。
翌07年トップ10フィニッシュが10回、賞金ランキング13位で初シードを獲得し、初優勝はプロ3年目の2008年「プロミスレディスゴルフトーナメント」で飾り、09年には年間5勝するなど賞金ランク3位。
10年も1勝、11年3勝、12年は「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で国内メジャーを初制覇するなど通算13勝を挙げ、12年に米ツアーに参戦しますが、思うような成績が挙げられず、16年途中、故郷の熊本が地震に見舞われたのを機に国内ツアーに復帰。今大会6シーズンぶりに優勝を飾りました。
有村智恵プロフィール
名前:有村智恵(ありむら ちえ)
生年月日:1987年11月22日(30歳)
身長:159cm
体重:57kg
出身地:熊本県熊本市
出身校:東北高等学校
華やかなガールズコレクショントーナメント!
出典:GDO
2012年に開催され、今大会で7回目を迎えます。試合以外にも有名アーティストによるLIVEやイベントなどがトーナメント会場内で催され、トーナメントを盛り上げています。
特に、毎年恒例で行われている「サマンサタバサ ガールズアワード モデルオーディション」は人気で、18人のモデル候補たちが、9月に行われる日本最大のファッションイベント「ガールズアワード」の出演に向けて、オーディションを受けます。トーナメント最終日には8人に絞られるそうです。
サマンサタバサトーナメント上位成績
優勝 −13 有村智恵
2位T −11 青木瀬令奈、沖せいら
4位 −10 小祝さくら
5位T −9 野澤真央、フェービー・ヤオ(台湾)、申ジエ(韓国)
8位T −8 黄アルム(韓国)、カリス・デイビッドソン(オーストラリア)、永井花奈、川岸史果
女子プロが飛ばしを極めた芸術的なスイングです!
国内男子シニアオープン
出典:GDO
国内シニアメジャー「日本シニアオープン ニドムクラシック ニスパコース(北海道)」最終日が終了。単独首位から出たプラヤド・マークセン(タイ)が、4バーディ、3ボギー「70」トータル5アンダー、ただ一人のアンダーパーで大会3連覇を達成しました。
大会3連覇は、金井清一(93年に達成)、青木功(94~97年4連覇)以来の3人目です。後続を寄せ付けず、国内最強シニアを決めるメジャー大会で実力を見せつけました。解説していた青木功は「チャンピオンズツアー(米国シニア)でも通用する」と太鼓判を押していました。
2位は通算イーブンパーの谷口徹、3位は通算1オーバーの米山剛、寺西明、キム・ジョンドク(韓国)。
日本シニアオープン上位成績
優勝 –5 プラヤド・マークセン(タイ)
2位 ±0 谷口徹
3位T +1 米山剛、寺西明、キム・ジョンドク(韓国)
6位T +3 廣田恭司、井戸木鴻樹
片山晋呉プロ9月復帰?
出典:Yahoo!ニュース
2018年5月30日、国内メジャー大会「日本選手権森ビルカップ」のプロアマ大会で不適切な対応でトラブルとなって、試合出場を自粛していた片山晋呉(45)が、9月5日から行われる「ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦~決勝)の出場のエントリーを済ませたそうです。
片山晋呉プロは、昨年の同大会で、日本ツアーマッチプレー競技の中で最年長Vを果たしています。ツアー復帰を縁起のいい試合と考えていたのでしょうか。
ゴルフ界きっての理論派で、「ゴルフはボールを何処まで飛ばすというゲームでもなければ、どんなボールを打てるかを競うゲームでもない。一打一打を、何処に落とすかを競うゲーム」の信念を貫き、3年連続を含め5度の『賞金王』になり、永久シードを獲得しました。ぜひまた、ゴルフファンにアグレッシブなゴルフを見せてほしいですね!
ゴルフを上達させるにはビジネスゾーンの練習は欠かせません。1打でもスコアアップしたい方必見です!
有村智恵は、今年に復活にかける思いは人一倍あったでしょう。プレーオフで優勝を逃したりしましたが、トーナメントの上位でプレーし、いつでも優勝が狙える状態だったのでしょう。
今大会の酷暑の中、集中力を切らさずにプレーしての逆転優勝は、これまでの経験が活かされてきました。賞金ランキングも10位に上がり、この調子をキープできると賞金女王も狙えますね!これからが楽しみです。
シニアオープンは、百戦錬磨のマークセンが飛距離や技を発揮し、日本シニアオープン3連覇を飾りました。日本シニアシーンの一時代を築くことは間違いないでしょう!