ゴルフのときは、手引か電動のカートが一般的ですが、電動2輪車の「セグウェイ」でプレーをすることが楽しすぎると話題に…!
ゴルフバックを乗せて、自分のボール地点まで乗り付けられる優れものです。カート道路ではなくフェアウェイの真ん中を走行できるので、ゴルファーにとって夢のような乗り物です。
今回は、話題のセグウェイでプレーできるゴルフ場の一覧をご紹介します。電動の乗り物なので、歩くよりもカートに乗るよりも早くプレーができそうです。ショットを打つ前に余裕があるので、コースマネジメントの時間が少し増え、スコアアップにもつながりそうです。便利な乗り物でラウンドを楽しんでみてください。
目次
セグウェイとは…?
セグウェイとは、アクセルやブレーキがなく重心を移動するだけで、前進・後退、ハンドルを倒すことで左右への旋回ができる、立ち乗り専用の電動2輪車です。家庭用電源で充電することができ、1回の充電で40km走ることができます。
日本ではまだ公道は走れませんが、倉庫や空港などの施設では業務に利用されています。アメリカでは機動力やコミュニケーション力の高さが評価され、警察や民間の警備会社などで正式に導入されています。首都圏では、平成20年ころからゴルフに導入されるようになりました。
走行する速さは…
時速10~20キロくらいです。少し早いジョギングのスピードから一流選手のランナーくらいの速さが出ます。
乗り心地は、下り坂を自転車のペダルを漕がずに進んでいく感じです。芝用のタイヤを装着しているので、芝へのダメージはほとんどありません。
フェアウェイ、ラフなどオフロードバイクのようにスイスイと行けます。ただ、グリーンの近くやティーグラウンドのなどの指定区域、バンカーの危険を伴いそうな場所へは入らないでください。
セグウェイに乗ってゴルフするときの注意点!
プレーする際の注意点は、5つあります。
・事前講習
・年齢制限
・重量制限
・飲酒運転
・雨の日
ゴルフ場によって形態が違ってきますので、プレーするコースに事前に問い合わせして確認されることをおすすめします。
事前の講習が必要
ほとんどのゴルフ場が、セグウェイでプレーをするときは、初回には事前の講習が必須になっています。料金は、500~1,000円程度で、プレー当日の1時間前から開始するところが多いようです。利用規約兼遵守誓約書を記載するところもあります。
年齢の制限
ゴルフ場によって制限を設けているところがあります。16歳または18歳以上70歳未満としていることが多いです。また、要自動車運転免許が必要なコースもあります。
重量の制限
ゴルフ仕様向けのセグウェイです。ゴルフバックの重量を含めて、45kg以上118kg以下と重量制限があります。クラブとバックを入れても重くて10キロくらいですので、体重が100kgいないであれば乗れると思います。
事前に講習があるので、操作をしてみて「乗れそうもない」と思えばカートに変更できます。
飲酒での運転は禁止
飲酒をしているゴルファーは乗車できません。飲酒すると判断能力が低下するので、他のプレーヤーにぶつかったり、木に衝突したりしてしまう可能性もあります。スタート前や昼食時の飲酒は控えましょう。
雨の日
小雨だとプレーできますが、レインウェアやクラブをカバーする保護防水シートが必要になります。大雨や荒天の場合は、フェアウェイもぬかるんでいるので、カートの方がいいかもしれません。
ゴルフで7つのことを実践するだけで、雨の日にスコアを落とさなくなります。
セグウェイに乗れるゴルフ場一覧
関東<茨城県>
『アジア取手カントリー倶楽部』(茨城県取手市稲1340)
常磐道谷和原インターチェンジより15分。都心から50分くらいでアクセスの良さが魅力です。電車では上野駅から常磐線で50分(取手駅から車・タクシーで10分)。
セグウェイはフェアウェイに乗り入れ可能ですので、自分のゴルフボールの近くまで行けてとても楽です。ラウンド後の疲れも少なくなるでしょう。講習はスタートの1時間前、初回のみ540円必要になります。利用規約兼遵守誓約書の記載、保険の加入を勧められます。
『アジア下館カントリー倶楽部』(茨城県桜川市野原225-4)
上記のアジア取手カントリー倶楽部と姉妹コースです。アクセスも都心から50分ほどです。自然の地形を生かした全般的にフラットで、女性やお年寄りでも楽しめます。
こちらもフェアウェイに乗り入れ可能ですので、自分のゴルフボールの近くまで行けてとても楽です。ラウンド後の疲れも少なくなるでしょう。講習はスタートの1時間前、初回のみ540円必要になります。
『利根パークゴルフ場』(茨城県取手市新町4-2-50)
出典:利根パークゴルフ場
都内から1時間。電車ではJR常盤線で品川駅から56分、上野駅から40分。取手駅から無料送迎バスで2分。徒歩でも8分。
首都圏で初めてセグウェイを取り入れたゴルフコースです。河川敷のコースですが、樹木で囲われています。事前講習が必須で、スタート1時間前に行われます。料金は1,000円です。1組4名中の1名、2名での使用は出来ません。電話での予約のみです。
関東<栃木県>
『25那須ゴルフガーデン』(栃木県那須郡那須町高久_甲6437)
出典:25那須ゴルフガーデン
東北自動車道 那須ICより6km。日本で初めてセグウェイを取り入れたゴルフコースです。那須連山を眺めが絶景です。コンパクトなアメリカンタイプのコース。フラットだが、池やバンカーなどハザードが巧みに配置されています。
フェアウェイ乗り入れOKです。前日までに講習を受ける必要があります。
東海<三重県>
『東建多度カントリークラブ・名古屋』(三重県桑名市多度町古野2692)
名古屋西インターチェンジから約30分と抜群のアクセス。桑名駅から無料送迎(予約)もあります。男子プロゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の開催コース。
ゴルフ場には宿泊施設「ホテル多度温泉」があり、宿泊プレーの方のみがセグウェイゴルフができます。16歳以上70歳未満が対象で、スタート前(前日でもOK)に講習を受ける必要があります。
利用料金:1ラウンド 5,000円(税別)
ハーフラウンド 3,000円(税別)
北陸<石川県>
『千里浜カントリー倶楽部』(石川県羽咋郡宝達志水町宿2甲36-1)
能登里山海道今浜インターチェンジより約500m。各ホール松林でセパレートされたシーサイドコース。セグウェイに乗るには自動車運転免許が要ります。60歳以下に制限されています。
レンタル料は3,000円です。事前に講習があります。プレーする場合は電話予約が必要です。
関西<兵庫県>
『佐用スターリゾートゴルフ倶楽部』(兵庫県佐用郡佐用町町口金近353-1)
中国自動車道佐用インターチェンジより4km。女性に人気のある海外風のコースと全長7000ヤードを越すチャンピオンコースがあります。
セグウェイの利用は、18歳以上で、初回のみ1,080円(税込)の登録料が要ります。1ラウンド+3,240円/人(税込)、ハーフラウンド+1,620円/人(税込)の追加料金が必要になります。
北海道、東北、中国・四国、九州にはまだ導入されていないようです。こんなに楽なゴルフが出来るなら、これから取り入れられていくことでしょう!
2019年ルールが大幅に変更になります!苦手なバンカーから打たなくてもいいそうです。大叩きがなくなります。ぜひチェックしておきましょう。
日本のゴルフ場に「セグウェイ」が導入されて約10年ほどです。自分の打ったゴルフボールのところまでダイレクトにいけるので、とても楽なラウンドができます。カートに帰らなくてもいいので、時間も短縮でき、プレーファストになること間違いなしです。これから取り入れるコースも増えそうですね。
これなら2ラウンドでも疲れないので、ゴルフがもっと楽しくなりそうです。楽しみが2倍に膨らみます。