4大メジャー大会前には、ツアー観戦とラウンド付きパッケージのツアーパンフレットが、ゴルフ雑誌の巻末に載ります。それを見るたびに、英語ができてから行こうと心に閉まっていますが、英会話は何年経っても身につかず、その時はなかなかやってきません…。
海外では、1人や2人でラウンドできるそうですが、他のプレーヤーと一緒に回ることもあるので、英会話ができればコミュニケーションが取れて楽しいゴルフになること間違いありません。
臆することなく一人でも行けるかっこいい大人ゴルファーになりたいですよね。
今回の記事では、大人なら知っておくべき英単語集、ゴルフ英語をまとめてみました。知っているだけで1人でゴルフ場に行けたり、ラウンド中の会話が楽しめたりとても役立ちます。ぜひ活用してみてください。
目次
まずはスタート前あいさつ
ご対面…(目が合ったら)
Hi !「ハイ!」
Hello!「こんにちは!」
How are you today ?「今日はいかがですか?」
Fine thank you!「調子いいよ」
中学校で習った英語程度でも大丈夫です。目が合えば、相手も「Hi!」と声をかけてくれるでしょう。
エールを送る
Have a good game!(よいラウンドになりますように!)
Play well!(満足のいくゴルフを!)
お互いの健闘をたたえ、ゴルフをプレーする前のあいさつとしては、上記がいいでしょう!「game」は、ゴルフではラウンドの意味を示します。
英語が苦手だったら
会話の80%はボディランゲージと言われるほど、意外と身振り手振りだけでも意思疎通ができます。
ちゃんと喋らなきゃ!と思っているのは日本人くらいで、その他英語圏外の国の人々はめちゃくちゃな単語と文法でも身振り手振りでどんどんコミュニケーションを取っています。少し疲れますが、オーバーアクションでジェスチャーすれば、楽しめるかも!
最初のあいさつのときに…「少しだけ話せます」という
I speak little English.
I can speak a little English.
と言えば、相手はゆっくり聞き取りやすいように話してくれます。
ゴルフ|ラウンド中の英語
ティーグラウンド
It is your honour.(最初に打つ人)
ティーショットを最初に打つ人のことを、ゴルフでは「honour」と言います。日本では「オーナー」などと呼んだりしていますが、正確には「オナー」です。名誉という意味があります。
1番ティーでは、日本のゴルフ場だと金属棒のクジを引きますが、アメリカでは、ハンディキャップの少ない人、または ティーペグを投げて先が向いた人から時計回りで打っていきます。次のホールからは、1番ホールでスコアが良い順で行います。
ショット
(秀)Great shot!!
(優)Good shot!!
(良)Nice shot!
ゴルフの和製英語で代表的な「ナイスショット」ですが、意外と通じるようです。「良い1打」ではなく「格好よかった!1打!」の意味合いが強いです。
よく使われるのが「Good shot!!」「Great shot!!」です。両方とも「良い1打」という意味ですが、「Good」よりも「Great」の方が最上級の褒め言葉になります。
ドッグレッグのホールで、ショートカットして「1オン」した時には、「Great shot!!」がよく似合うと思います。
ゴルフでドライバーの飛距離が出ると、advantage(有利)です!特にドローボールが打てたら最高ですよね!
グリーンまでの距離
Yardage?
What is the yardage to the pin?
yardage to the pin?
ゴルフコースでのキャディさんとの会話は、「残り何ヤード?」と聞くことが多いと思います。語尾を上げて、「Yardage?」だけでもOKです。とても簡単なフレーズですね。覚えておきましょう!
そして、キャディさんからの回答は、「100yard」(100ヤード)、「120yard-downhill」(120ヤード、打ち下ろし)などが返ってきます。
距離を間違えて、ゴルフクラブ選択をミスした場合は、
over club
under club
などと表現されます。
アメリカではゴルフは、セルフプレーが基本です。要望すればキャディさんを付けることができます。日本では女性が多いですが、アメリカでは男性がほとんどです。
タイのゴルフでは、英語とタイ語が使えます。プレーヤー1人につき1人キャディがつきます。日本ではなかなか味わえないので、機会があればゴルフにも挑戦してみてください。
パター(お先に~)
let me finish it off.
Let me~とは「私に~させて」という意味ですので、終わらすという「finish it off」をつけて、「それを終わらせます」ということで、ゴルフでは、惜しいパットをした後によく使う「お先に~」ということになります。
丁寧な言い方ですと「I will go ahead and tap it in.」
I will go ahead(私が先に行きます)
tap it in(触って軽く入れる)
ですので、「お先に」となります。文章が長い…と感じた場合は「let me finish」だけで十分通じます。
先に打つときは、カップまで10cmほどで、ゴルフボールを”チョン”と触っても入るくらい距離の時に言いましょう。30cmくらい離れていると外す可能性があります。
ホールアウト後
It was a pleasure playing golf with you.
(あなたと一緒にゴルフができて楽しかったです)
最終ホールを終えて、ねぎらいのあいさつや握手をするときに使います。
It was a pleasure~(~できてよかったです)
playing golf with you(一緒にゴルフができて)
というフレーズになります。
ゴルフ中継(米PGAツアー)でよく聞く英語
・bite:バックスピン
・stay:止まってくれ
・stay on the line:曲がらないで
・hang on :頑張って〜(風に流されそうになったボールに向かっていう)
・be right:ナイスショットをしたときにいう
・get down:降りろ(フライヤーになったボールに対していう)
・pin high:ピンと同じ距離にボールが止まること
・uphill:打ち上げ
・downhill:打ち下ろし
チョット気なるゴルフの和製英語
日本特有のカタカナ読みの和製英語は、外国人にはあまり通じませんので知っておきましょう。
・アゲインスト:headwindまたはinto the wind
・フォロー:tailwindまたはdownwind
・シングルプレーヤー:Single Digit Handicapper
・カップ:Hole
・フック:bend to left
・スライス:bend to right
・パーオン:green in regulation.
・ニア・ピン:greenie(グリーニ―)
・ショートホール:par 3 (パースリー)
・ミドルホール:par4(パーフォー)
・ロングホール:par5(パーファイブ)
「ショート、ロング」とういう言い方は、距離が短いや長いという意味で使わる可能性もありますので、注意しましょう。
難しい発音のゴルフ英語
和製英語ではありませんが、難しい発音があります。
Divot:ディボット跡の意味ですが、発音は「ディイヴァトウ」
Rake:カタカナ読みは「レイキ」ですが、”R”の発音で「レイク」
ディボット跡を1個直すだけで、ゴルフ場はきれいに蘇ります。補修するのはエチケットマナーですので、しっかり直しましょう!
何気なく使っているゴルフ用語は、すべて英語だと思っていましたが、日本特有のいわゆる”和製英語”も多いですね!言語は違えど、同じゴルフをしている訳ですから、文章は作らずに単語だけ言ってもニュアンス的には伝わっていそうな気がします。
でも、正しい英語が使えると格好よく見えますし、外国の方とコミュニケーションを深く取るには、覚えておいても損はありません。
突然、海外の方とラウンドする機会がやってくるかもしれないので、ぜひご紹介したことを思い出していただき、楽しいゴルフにつなげてください!