アイアンの練習していると、徐々に芯に当たらないことがあります。今まで調子が良かったのに、「アレ、アレ、ここがおかしいのかなぁ」とテークバックを気にしたり、トップを気にしたりしていると思いますが…原因はスイング軸のブレにあります。
アイアンの芯でボールが打てない時は、上半身が動き過ぎてしまっています。今回は、上半身の軸を安定させて、クラブヘッドの芯でボールが打てるようになる練習ドリルをご紹介します。
ご紹介するドリルを試すと、ダウンブローやレベルブローが打てるようになります。アイアンの芯でボールを捉えたときのグリップの感触は、何とも言えないくらいとても気持ちいいですよね。上達が実感できます!
↓↓↓タイガーウッズのダウンブローです!
↓↓↓プロゴルファーの7割がレベルブローで打っています!
アイアンの芯で打つ方法
なぜアイアンの芯に当たらないのか?
スイングの軸がブレるとクラブヘッドの軌道が安定しないので、アイアンがボールに当たらないようになります。例えば、右側にズレるとアウトサイドから入ったり、インサイドから入り過ぎたりして、ボールの行方は運まかせになってしまいます。
逆に、左側にズレるとリバースピボット、つまりギッコンバッタンのスイングになり、アイアンのヒールに当たってシャンクやトップになります。たくさんのミスショットを誘発してしまいます。
↓↓↓体重移動をしっかり行うと上半身はブレません!
実践!芯で打つアイアン習得ドリル
このドリルは、とてもシンプルです。誰でも簡単にできます。アイアンの基本のようなドリルです。特にゴルフ初心者が行うと、確実にミートができて、ゴルフボールをきれいに捉えることができます。
両足を揃えて…
両足を揃えて、小さな振りでボールを打ちます。
狭いスタンスでスイングすると、上半身の軸が不安定になるので、自然と安定させる意識を体に覚えさせることができます。アマチュアゴルファーが苦手なロングアイアンも、このドリルで芯に当たるようになります。
最初は、バランスがとりにくりと思いますので、素振りから行ってもいいでしょう。振り慣れてバランスが取れてから実際にボールを打ちましょう!
スタンスの幅を徐々に広くする
両足を閉じた状態で何球かボールを打ったら、少しずつスタンス幅を広くしていきます。最初は、靴1個分くらいあけて、先ほどと同じように、アイアンを腰から腰までの小さな振りで打っていきます。
当たってくるようになったら、次は靴2個分くらいあけて打っていきます。これでも当たるようになってきたら、靴3個分あけて打っていきます。
普段のスタンスで打つ
徐々にスタンス幅を広くしていって、最終的には普段のフルスイングの幅でアイアンを打ってみてください。狭いスタンス幅から広げていくことによって、アイアンショットのスイング軸を意識しやすくなります。
このアイアンの習得ドリルは、
・足を揃えた状態で5球
・靴の幅1個あけて5球
・2個あけて5球
・3個あけて5球
と、各スタンスの幅ごとに5球ずつ打ち、合計20球行うことで軸が安定してくるようになります。打ちっぱなしのウォーミングアップやラウンド直前のアイアンショットの練習、パター、アプローチで行っても効果がありますので、ぜひ取り入れてみてください。
アイアンのラウンド前の練習方法です。ラウンド前半にいつも調子が上がらないゴルファーは必見です↓↓↓
松山英樹プロの試合前のルーティーンと練習メニューの動画です。参考にどうぞ!↓↓↓
足を狭めて打つことで、スイング軸を意識することができます。「練習中に調子が悪くなってきた」「スタート前のスイングチェック」には、このドリルがオススメです。
アイアンのスイートスポットに当たることで、飛距離も増しスピンもかかるのでグリーンにオンする確率も上がります。アイアンだけでなく、ドライバーの飛距離もアップします。ぜひ、このドリルを試していただき、スコアアップにつなげてください。