出典:タイトリスト
アイアンを選ぶのはなかなか難しいですよね。同じメーカーでもいろいろなタイプが出ていて、どれが自分に合うかわからない…。
そんなあなたをサポートするために今回は「タイトリスト」のアイアンの選び方をお届けします。
タイトリストと聞くと「難しいんじゃないの?」というイメージがあるかもしれません。上級者が愛用していることが多く、敷居が高く感じる人もいるでしょう。
しかし、タイトリストはアスリートゴルファーからビギナーまで幅広く使えるラインナップがそろっています。ぜひチェックして自分好みのものを見つけてみてください。
目次
タイトリストアイアン選び方のコツ
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タイトリストでは2017年9月に新しい「718」というモデルを発売。主に6種類のラインナップとなりました。
そもそも、なぜ同じメーカーから6種類が販売されているのでしょうか?それはプレーヤーのレベルによってアイアンに求めるものが違うからです。
ざっくりわけると、思い通り(実力通り)のショットが打てるものと、ミスをカバーしてくれるものの2タイプがあります。
ゴルフを始めたばかり、まだまだミスが多いという場合は、コントロールしたりスピンをかけたりというよりも、なるべく真っすぐ、少しでも飛ぶ方がいいですよね。
そうしたゴルファー向けには素材や設計を工夫して、うまく当たらなかったとしてもある程度は飛んで、方向性のばらつきも少なくなるようなクラブが作られています。
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一方で上級者の場合、そうしたサポート機能は不要。自分で狙ったとおりのところに落としたり、スピンをかけてコントロールできるようなクラブがもっともニーズにあうものになってきます。
方向性や飛距離をアシストしてくれるクラブがいいのか、それとも自分の思い通りに狙いたいのか。大きく分けると2つの違いがあって、それに合わせたさまざまなタイプが作られています。
レベル別おすすめのアイアン
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フィーリングや好みで合うもの、合わないものもあるかと思いますが、タイトリストの6種類を分類するとおおよそで下のようになります。このうち「AP3」は2017年9月の新シリーズ発売に合わせて開発されたニューモデルです。
初級者向け
・「AP(エーピー)1」
・「AP3」
中級者向け
・「T-MB」
・「AP2」
上級者向け
・「CB」
・「MB」
ヘッドの大きさも初級者向けが大きく、上級者向けになるにつれて小さくなるという順になっています。
世界のトッププロの多くもタイトリストのクラブを愛用しています。PGAツアーで頂点を争うジョーダン・スピースは5番I~9番Iで「エーピー2」を使用、ジャスティン・トーマスは5番Iから9番Iで「MB」を使っています。
プロのクラブはモデルは同じでも、ロフト角やライ角、その他諸々のセッティングがミリ単位で厳密に調整され市、販品とは大きく違います。とはいえ、憧れのプロと同じモデルを使えるのは非常に嬉しいですよね。
↓25歳で世界1位に上り詰めたジャスティン・トーマス!その歩みと強さの秘訣、ドライバーの特徴を解説していますのでぜひ読んでみてください。
タイトリストおすすめランキングTOP3
タイトリストのおすすめベスト3を紹介します。
第1位 AP3
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2017年9月に発売となったニュータイプです。
ちょうどエーピー1とエーピー2の間のもので、「2」だと難しい、「1」だとちょっとイメージが合わないという方におすすめ。7番Iのロフト角は30度となっています。
タングステンのウェイトを搭載し低重心になっているので打ちやすさは抜群。高い弾道も出やすくなっています。フェースには強度の高いスチールを使っていて、反発力も高いので飛距離アップにもつながります。
タイトリストのシリーズの中でエーピー2を使ってきたけど、ちょっと飛ばなくなってきたというシニアの方にもおすすめです。エーピー1と2の両タイプのいいとこ取りでもある新しいものなので、幅広い方に使ってもらえます。
第2位 AP1
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飛びとやさしさの両方を求める方におすすめ。初心者や力が弱いと感じている人にもぴったりです。
今回の6つのシリーズの中ではもっともヘッドが大きく、4I、5Iには中空構造も採用。打ち出しが高く狙ったところに落としやすくなっています。
番手ごとに重心を調整しているので、たとえば5番Iと7番Iで飛距離があまり変わらないと悩んでいる方には頼りになります。
7Iのロフト角は29度に設定。ロフト角を立てながらもポケットキャビティ構造にすることでやさしく飛ばせるような設計になっています。
スイートスポットが広くて打球も上がりやすいのでミスにも強く、ヘッドが大きいので構えたときの安心感もあります。
第3位 AP2
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ツアープレーヤーにも評判が高い高機能を備え、自分の思いどおりに弾道を操りたいという中級以上のゴルファーにおすすめです。
7Iのロフト角は33度。小さめのヘッドサイズですが、ボディのトゥ側とヒール側にタングステンを埋め込むことで、方向性も確かになり、ボールの初速も向上。適度にミスを補ってくれます。高い操作性と、やわらかな打感も併せ持っています。
シリーズの中ではマッスルバックの「MB」やキャビティバックの「CB」ほど難しくない、ただエーピー1や3ほどやさしくはないシリーズです。これからさらに上達をめざすゴルファーやアスリート志向の方に向いています。
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タイトリストのアイアンについてモデル別に特徴をまとめました。上級者向けというイメージもありますが、ビギナーのかたなど幅広いゴルファーにおすすめできるシリーズもあります。
今回の記事の中で「これはいいな」と思ったものがあれば、試打などにもぜひトライをしてみてください。