最近のゴルフクラブのセッティングでは、ロングアイアンよりFWを入れているゴルファーが多いのではないでしょうか?
その要因として、FWの方が、ボールが上がりやすいのが挙げられます。その代表的な存在が7番ウッドです。今回は、その7番ウッドについてご紹介していきます。
昔は、シニアやレディース向けの道具と言われていましたが。しかし、片山晋吾選手が7番ウッドをメジャー大会で使用したことから、男子ゴルフ界でも使われるようになりました。
それからは、各ゴルフメーカーとも技術を駆使して打ちやすくて球も上がるゴルフクラブを作り出してきています。あなたもぜひ使いこなして、スコアアップを目指してください。
7番ウッドはどんなクラブ!?
長さ42インチ、ロフト角21度前後。飛距離は男性で180~190ヤード、女性で130~140ヤードくらいです。
3Ironと同じくらいのロフトですが、重心位置が深くて、スイートエリアが広いのでミスショットに強いです。ボールが上がりやすく、ロングアイアンよりも易しく打てるのでゴルフが楽になります。
他のFWと比べてヘッドが小さくてロフトをつけるためにFP値が大きくなっています。FP値とは、フェースプログレッションといい、シャフトの中心線からフェースの先端までの距離のことを言います。
簡単にいいますと、FP値は「どれだけフェースが前に出ているか」を表した数値です。FP値が小さいとアイアンのようなフェース面があまり出ていない形状になります。フェース面が前に出ていると球を拾いやすくなるのでショットしやすく感じます。
メリット
メリットは、低重心で球が上がりやすく飛距離が稼げること。3番、5番が苦手なゴルファーも7番ウッドであれば扱いやすいでしょう。
ロングアイアンを芯で捉えられることができても、ヘッドスピードが遅かったり、パワーがなかったりすると球が上がらず飛距離も出ません。メリットをまとめますと、この3つになります。
・芯に当たりやすい
・ボールがつかまりやすい
・高いボールが打ちやすい
アマチュアにはとてもよい武器になります。アマチュアゴルファーに多いアッパーブローのスイング軌道でもボールが高く上がってくれますので、ラウンドではとても重宝します。
デメリット
機能上、低く抑えて打つことが難しいので、ティーショットでティーアップすると吹き上がりやすくなります。上がりやすいということは、風の影響を受けやすくなります。
ゴルフ場では風の強い日があります。打ち下ろしのホールではコントロールするのが難しくなりますので気をつけましょう。
7番ウッドの打ち方
他のFWより短くロフトがあるから、上からダウンブローに振ってしまいそうになりますが、そういう打ち方をするとミスが出やすくなってしまいます。
コツは、払うように打つことです。特徴である広いソールを利用して、手前からソールを滑らすようにインパクトとするとうまく打てます。ヘッドは返りやすいので無理に返す必要はありません。自然に球がつかまり勝手に高く飛んでいきます。
ヘッドを滑らす方法はこちらが参考になります。7番ウッドにも応用できますので、ご覧ください。ゴルフに必要な全てのスイングが安定してくるでしょう。
7番ウッドはこんな人に合う
ロングアイアンで苦労してきたアマチュアゴルファーにはとても武器になります。こんなゴルフばかりで嫌になってしまうという方にとてもオススメです。
・ロングアイアンが苦手
・地を這う打球が多い
・低いスライスが多い
・長い距離を打つゴルフクラブに悩んでいる
まずはゴルフ練習場などで試してみてください。きっと上手く打てると思います!
悪いライからでも上手くいく!
フェアウェイバンカー、傾斜地、ベアグランドからでも簡単に脱出できます。つま先下がりや左足下がりからでも、つかまりやすいから安心です。また、薄芝やベアグランドからでも、多少ダフってもヘッドが滑ってくれるので大丈夫です。
注意点としてラフの場合は、ボールの後ろに芝があれば無理せずにアイアンを使いましょう。芝がなければOKですので果敢に攻めましょう。
↓↓↓7番ウッドの効果的な使い方をさらに詳しく紹介します。
7番ウッドの魅力についてご紹介しました。ゴルフクラブの特徴を知れば使いたくなりますよね。また、メリット、デメリットについてもお伝えしましたので、コースで使うときの参考にしてください。
以前はシニアやレディースの道具と言われていたのに、今では男子ゴルフ界でも使う人が増えてきたので、とても良いクラブということです。アマチュアゴルファーが使わない手はないですよね!
いつも200ヤード前後で悩んでいたゴルファーはぜひ、7番ウッドにも注目してください。あなたのゴルフが変わるかも…
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