「ピンまで残り100ヤード!」ベタピンにつけられたら、ゴルフは絶対楽しいですよね!
ゴルフではどんどんピンを攻めていきたいですが、グリーンを外してしまうと、池やバンカーにつかまったり、ラフに入ったりしてスコアを伸ばすことはできません。
今回は、ゴルフの残り100ヤードの打ち方と攻め方の2つのコツをご紹介します。
記事でご紹介する100ヤードの打ち方を意識するだけで、プロみたいに簡単にオンできるようなイメージが湧いてきます。ぜひ、練習からトライしていただき、ゴルフコースで試してみてください。ティーショットでミスをしても、リカバリーができますので、スコアアップが期待できます。
目次
ゴルフ|100ヤードの打ち方
ゴルフの100ヤードでは、ラインを出しながらグリーンを攻めていく事がとても大切になります。アマチュアゴルファーは球を高く上げようとしますが、ロフト通りの角度で上げたほうがコントロールしやすくなります。
使用するクラブは、飛距離が出る人でAW(アプローチウェッジ)かPW(ピッチングウェッジ)、飛ばない人は9番アイアンがおすすめです。
サンドウェッジは、バンスがあってトップしたり、それを嫌がってエッジから入れると地面に突き刺さりダフってしまったり、難しいクラブになるのであまりおすすめしません。
これから、ゴルフをレベルアップするには欠かせない「100ヤード」の打ち方について説明していきます!
グリップを短く持つ
ゴルフで100ヤードを打つポイントは、クラブを短く持つことです。短く持つことでスイングアークが小さくなり、ゴルフボールの飛び過ぎを防いでくれます。
また、クラブをコントロールしやすくなるので、腰から腰の高さ、肩から肩までの振り幅を調整しやすくなりますので、距離を合わせやすくなります。
振り幅を一定にして振る
100ヤード以内のアプローチで、インパクトの強弱で打ってしまうと、まったく合いません。芯で捉えられているのにショートしたり、飛び過ぎたりしてピンに絡んできません。また、上体が突っ込んだりするので、ダフリやシャンクが出てしまう可能性があります。
ゴルフで上手く距離感を出すには、バックスイングとフォローの振り幅を一定にすることです。そうすることでヘッドスピードが安定し、パターのようなストロークで打つことができます。
ビジネスゾーンを身につけると振り幅の大きさを変えるコツがすぐにつかめます。
フルショットで届く距離のゴルフクラブは持たない
PWのフルショットが100ydだった場合、グリーンまで残りちょうど100ydの距離でPWを使うと、余計な力が入るので「左に引っ掛ける」「ダフる」などのミスを招きます。
100ヤードの打ち方として、ひとつ上の番手の「9番アイアン」を持ち、コンパクトなショットを心がけて打てば、ラインを出して100ヤードが打てます。
スタンスは肩幅より小さくする
ゴルフでドライバー、フェアウェイウッド、ロングアイアンなどを打つときには、構えを大きくしなければいけません。逆にクラブが短くなるにつれて、構えは小さくしていかなければいけません。
ゴルフでの100ヤード以内は、使用するクラブが短いのでスタンス幅は肩幅よりも少し小さめにします。そうすることで、体の回転もスムーズにできるので、キレのあるショットが打てるようになります。
重心は少し左足側
少し左足に体重を乗せてアドレスします。これはダフらないためです。アマチュアは、切り返しからインパクトに向かうときにどうしてもゴルフボールを上げようとしてしまいます。
それを防ぐ打ち方のコツは、アドレスのときに少し体重を左足に乗せます。そうすることによって、緩やかなダウンブローに打てるようになります。長いターフも取れるでしょう!
インパクトでは右手の角度を変えない
ゴルフでアプローチを苦手とする人は、インパクトで手首のリリースが早かったり、使い過ぎたりしてしまうので、クラブのロフト角が変わり打点が安定しません。これでは、いろんな方向にボールが飛んでいき、絶対にピンに絡みません。
ゴルフで打点を安定させるためには、右手首の角度を変えずにインパクトを迎えます。イメージがつかない人は、テニスのボレーをイメージしてください。
テニスのサーブでは思い切り腕を振りますが、ネット際でボレーを打つときは、ラケットの面を変えずに手首を固定してテニスボールを打つと思います。そのイメージでクラブを振っていきます。そうすることでロフト角が安定し、フェースの芯にゴルフボールが当たりロフト角どおりの高さが出ます。
ヘッドの向きが安定すると、あなたの思い通りのところにゴルフボールを運ぶことができます。詳しくはこちら
バックスイングと同じ高さを意識する
ゴルフのフォロースルーを無理に取ろうとするとカチ上げる意識が出るので、ダフリの原因になります。バックスイングと同じ高さを意識するだけで、余計な動きが抑えられ体がスムーズに回転できるので距離も合わせやすくなり、クリーンに打てるようになります。
100ヤードを上手く打つための練習方法
闇雲に打つのではなく、これまでご紹介した打ち方をゴルフ練習場で試してみてください。ゴルフボールを打つことで、100ヤード先のピンまでの感覚を覚えることができます。ゴルフ練習場でできる打ち方をお伝えします。
グリップの調節と振り幅で調整する
ゴルフで100ヤード以内の距離を打つとき、ヘッドスピードを変えるよりは、グリップを短く持ったり、長く持ったりするほうが楽に合わすことができます。
ヘッドスピードを調整すると体のどこかの動きが止まり、ミスの確率が上がりますので、連動した身体の動きを止めることなく振りましょう。
ヤーデージ板を狙って打つ
距離感を掴むには、10yd刻みで振り幅を変えて打つことをおすすめします。30ydの表示板から徐々に振り幅を大きくしていき、10~20yd刻みで感覚を掴んでいきましょう。
アプローチの練習をする注意点として、距離感をつかむためには、ある程度ゴルフボールを打たないといけませんので、うち放題プランを利用するといいでしょう。球数を心配せずに打てます。
1球うちプランだと、すぐにボールが減り、金銭的にも負担がかかりますので、ドライバーやアイアンショットの練習に使いましょう。
ピンまで「残り100ヤード」の攻め方
ゴルフの残り100ヤードの代表的な攻める方法のポイントは2つあります。
・グリーンセンターを狙う
・風を有効活用する
この2つのポイントを意識すればミスが減り、ゴルフで残り「100ヤード」以内からのショットは簡単に打てるようになります。
グリーンセンターを狙う
ゴルフのセオリーとしては、ピンよりもグリーンセンターを狙った打ち方のほうが、乗りやすくスコアの大崩れを防ぐことができます。ピンがセンターにあれば、狙ってもOKです。
プロの試合でも無理にピンを狙ったりはしません。狙うときは、逆転を狙うときの「ここ一番のショット」のときくらいです。
ゴルフでピンばかりを攻めると、グリーンに周りのバンカーや池、ラフなどの罠にはまってしまい、大叩きをしてしまいます。まずはグリーンセンターを狙い、2パットでホールアウトすることです。パー3のホールでは、パーの確率も高くなります。
風を有効活用する
短い距離でも意外と風の影響を受けます。プロが必要以上に風を読むのには、ボールの落ちぎわに風に翻弄されるからです。
いつもと同じクラブを持っても、フォローの風だとグリーンをオーバーして奥のバンカーに入ったり、アゲインストだとグリーンに届かなかったり、ゴルファーを迷わせたりしますので、慎重にいかなければいけません。
フォローの風の場合は1番手下げて、アゲインストの場合は1番手上げます。応用編として、100ヤードでアゲインストの風が吹いていても、グリーンが打ち下ろしのときは、風と傾斜を差し引いて「±0」になるので、クラブはPWのままで変えません。
ゴルフは自然との戦いなので、そのときの状況次第でいろいろ組み合わせてコースマネジメントをしながらゴルフをすると、とても楽しくなります。これがゴルフの醍醐味ですね!
傾斜からの打ち方は難しいですが、マスターするといろいろなライからグリーンを攻められます。参考にどうぞ!
短い距離の100ヤードですが、ゴルフではとてもデリケートなショットです。すぐにスコアに影響してきます。逆に言えば、そのショットが上手くいけばスイングが上達し、ゴルフも格段にレベルアップしていくということです。
ご紹介した打ち方は、セットアップからフォロースルーまでの流れです。一朝一夕では習得できませんが、ぜひ練習やゴルフコースで試していただき、自分のものにしてください。100ヤードの打ち方が身につけば、シングルも夢ではありません。
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