ゴルフで飛距離アップさせるには、ヘッドを速くすることが不可欠です。
あなたはスイングを加速させていますか?もし違うなら、それは腕の振り方に原因があります。素振りではちゃんと振ることが出来ますが、本番ではなかなかスピードをアップさせることは難しいですよね。
今回は、ゴルフ「ヘッドを走らせる」コツと4つのおすすめ練習法をご紹介します。
アマチュアゴルファーのほとんどは腕に力が入り、どうしてもボールに合わせにいってしまいます。これはまっすぐ飛ばしたい、曲げたくない、という心理が働いるからなのですが、合わせに行ってしまうと飛距離アップすることができません。またドライバーショットの再現性も低くなります。
目次
なぜヘッドを走らせる必要があるのか?
それはゴルフボールに最大限の衝撃を与えて飛距離を出すためには、インパクトの直前直後にかけて加速した状態でボールをヒットさせる必要があるからです。
失速してしまうと、どれだけパワーのあるゴルファーでも飛距離の伸びは期待できません。スイングスピードをマックスにさせる技術を身につけることが非常に大事になってきます。
ゴルフは、パワーがある人は速く振ることができますが、一般男性より非力な女子プロが飛ぶのは、ヘッドを速くする技術を身につけているからです。これからそのコツやゴルフの練習方法についてご紹介します。
ヘッドを走らせる3つのコツ
技術を知ることです、身につける時間が短縮できます。3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ試してみてください!
トップで右手首を曲げてタメを作る
効率よく振るためには、右手首を曲げてタメを作ることが大切です。伸びたままだとゴルフクラブのシャフトのしなりが使えないので、ボールを弾いてくれません。しならないとただの鉄の棒を振っているようになるのでスイングも崩れてきます。
テークバックからトップポジションを迎えるにかけて徐々に右手首を親指側に折ることで理想的なトップができます。
右手首のタメができるとスライスも激減します。次回のゴルフで試してみてください!
右手首の角度をキープする
トップポジションで右手首の角度ができたら、その角度をキープしながら、インパクトを迎えます。ダウンスイング直後に角度を解いてしまうと、タメができなくなるので、パワーが溜まらずヘッドを走らせることができなくなってしまいます。
ゴルフボールにヒットするまではキープさせることを意識して、球をヒット直前でキープしていた右手首を解放させると加速していきます。解放させるコツとして、手の動きを止めるようにするとゴルフクラブの運動量が増すので、自然に解放されます。
下半身を回転させる
ゴルフクラブを振って、飛距離をアップさせるには、ボールに対して上体を前に突っ込まないようにすることが大切です。
突っ込まないようにするときは、トップポジションからゴルフクラブを下ろす前に、下半身を先行して回転させます。腰はターゲット方向を向いていますが、上体はまだゴルフボールの方を向いています。
そうすることで、下半身と上半身の捻転の差が出るので、振るスピードを上げることができます。コツとして右腰の前でインパクトをする意識をもつことで、重みのある球を打つことができます。
ヘッドを走らせる4つのおすすめ練習法
4つのおすすめ練習方法です!ラウンド前に行うことで、ゴルフコースで威力を発揮します。騙されたと思って試してみてください。
ハーフスイング練習法
ゴルフでヘッドを走らせるには、手首の柔らかさが必要です。その練習法として、ハーフスイングのドリルが効果的です。
肩幅くらいにアドレスを開いて、グリップを短く持ちます。テークバックで手首がL字になるくらいで止めます。フォロースルーもL字になるくらいで止めます。これを繰り返します。最初はゆっくり行います。
ポイントは、下半身は動かさず、上半身の力のみで振っていきます。慣れてきたら、徐々に速く振ります。速く振ることで手首の使い方やローテーションのタイミングがわかります。ゴルフの練習前に回数10回くらいこのドリルをやるといいでしょう。
女子プロのレッスン動画です。上記のドリルを解説しています。ぜひ視聴してください!
腰のバンプ
ゴルフのバンプというのはダウンスイングの時に行う体重移動です。ターゲット方向(左足から伸びる垂直線上まで)に腰をぶつけていくという動きですが、バンプを行うときに注意点が1つあります。
「ぶつかる動き」のときに注意していただきたいのは、ぶつかって終わりになってしまわずに同じ強さで腰を動かし続けるということが大切です。バンプを行ったあと腰を回転させ続ければ、インパクトからフォローにかけてヘッドを走らせることができます。
逆素振り
振るスピードが遅いといわれるゴルファーの原因は失速が関係しています。加速させてボールに効率よくパワーを伝えるための要素は、腕の力を抜いてしっかり振り抜くことが大切です。その練習として、逆素振りが効果的です。
グリップを下にしてゴルフクラブを逆さに持ってください。先端に何もないので非常に軽く感じると思います。実はこの軽い状態の方がインパクトの直前直後にかけて加速するイメージを作りやすくなります。
そのとき、身体の左側で音が鳴るように意識して振ってください。軽く振れるので左側に意識を持っていきやすくなると思います。出来るだけ左側で「ビュン」という音を鳴らすように振ってください。体の左側で音が鳴るように心掛けることでヘッドを速くして飛距離を伸ばすことができます。
フェースローテーションが簡単できる練習法
フェースローテーションが習得できると、スイングスピードのあまり速くない女性ゴルファーや非力な方でも、効率よくボールを遠くに飛ばすことができます。さらに、インパクトも厚くなるので、風にも負けない強い球が打てるようになります。
左腕とゴルフクラブが一直線になるようにまっすぐしてみてください。重く感じると思います。シャフトの付け根(ネック部分)をできるだけ動かさないようにしながら、フェースを開閉してください。これがフェースローテーションになります。
実際に素振りを行って、面を返す意識を入れてフェースローテーションを入れていきます。そのあとは、実際に打ってみましょう。弾道も高くなり勢いよく飛んでいきます。真芯にあたりこれまでにない当たりを感じることができます。ぜひ、試してみてください。
ヘッドが走る!おすすめ練習器具
出典:Amazon
通常のゴルフクラブより重たいバットを使うことで体幹が鍛えられ、ヘッドを速く振ることができるのでおすすめです。
ゴルフで重たいものを振るメリットが5つあります。
・手打ちが防げる
・軌道が安定する
・スイングスピードを上げられる
・体幹が鍛えられる
・トップでの切り返しでのタイミングが取りやすい
重いものを持って腕だけでスイングしていると、しんどくなってくるので、身体を使うようになり、正しいゴルフのプレーンをなぞります。
重いので切り返しで急いで動かすことができなくなるので、しっかりと”間”が取れるようになります。無駄を省けるので、効率よく振ることができます。
インパクトにかけてヘッドを走らせることで、ドライバーの飛距離は格段にアップします。腕の力を抜くことでゴルフクラブ全体が加速する状態を作ることができます。今回の記事でご紹介したコツや練習方法をぜひ試してみてください。+10、+20ヤードは夢ではないでしょう!
↓↓↓ところでヘッドスピードの平均はどのくらい?詳しくはこちらの記事で解説いたします