グリーンまであと少し!
場面によって使用クラブを使い分けている方もいれば、ショートゲームはこの一本!と絞って使う方もいるかと思います。
多くのゴルファーが9番アイアンやピッチングを選択するかと思いますが、馬場ゆかりプロのおすすめは「サンドウェッジ」。
SWだからバンカーでしか使わないんじゃないの?…そう思っているあなた!サンドウェッジはどんな場面でも使える万能なクラブなんです。特に65ヤード以下ではとてもおすすめ!打ち方のコツと注意点を解説いたします。
ショットを成功させるためのコツ
テイクバックの分だけフォローも取る
クラブを上げた分だけ、フォロースルーもしっかり振りましょう。
大きく振り上げたのに、インパクトで止めてしまうとフェースがボールを弾いてしまい、オーバーしてしまう可能性が高くなります。
ボールをフェースに乗せて運ぶイメージでゆったりスイングしてください。
ショートゲームではスイングリズムも早くなりがちなので、振り幅を同じにして、いつもよりゆったりスイングすることを心掛けましょう。
ボール位置
ボール位置は真ん中よりも左側がおすすめです。
真ん中よりも右ではなく左側に置くことで、再下点からクラブヘッドが上がったところでインパクトできます。あまりにも左側に置くとミート出来なくなるのボール1個分くらいから試してみてください。
ボール位置を変えるだけで、球は上がりやすくなります。スイングの動きを変更することなく、球を上げることができるため、必ず守っていただきたいポイントです。
右肩の位置
ボールを上げようと意識しすぎると、右肩が自然と下がってしまう傾向があります。
右肩が下がるとシャンクしたりトップする確率があがるだけでなく、ロフト角が変わり球が上がらなくなってしまうので注意してください。
ロフト通りにインパクトできればサンドウェッジ(58度)の高さでしっかり上がるので、いつも通りにショットしましょう。
深呼吸でスイングリズムをキープしよう!
ショートゲームでは、寄せたい!ミスしたくない!という意識が強すぎてスイングリズムが狂いがちです。
ウェッジはドライバーなどと比べてクラブが短くなり扱いやすくなることも影響します。
打ち急いでしまうと、ダフリ、トップ、シャンクなどあらゆるミスの確率が上がってしまいますので、ショートゲームのときは必ず打ち急ごうとしていないか自問自答してみてください。
さらにプラスで2~3回ほど深呼吸するだけでもリラックス効果があります。たった10秒で最高の一打になる確率を大きく上げられますのでぜひトライしてみてください。
バウンスに注意!SWのクラブ特性
サンドウェッジには砂の中からすくって上げるためのバウンスという部分が付いています。
サンドウェッジ(58度など)にも2種類あり、バウンスが大きいものと小さいものがあります。
バウンスが大きいもはラフや砂地では非常に効果を発揮しますが、フェアウェイなどの芝が非常に薄いエリアでは、ショットの際に地面にバウンスが弾かれてしまってクリーンヒットできない確率が高くなります。
自分の持っているクラブのバウンスに注意して、選択することがスコアアップのカギとなるでしょう。
↓↓↓サンドウェッジの打ち方についてもっと詳しく知りたい方はこちら
比較的短いヤードからのアプローチではサンドウェッジがおすすめです。ショットするときは…
①テイクバックの分だけフォローを取る
②ボール位置を左側にする
③右肩が下がらないよう打つ
④インパクトでスイングを止めない
上記4点に注意してショットすることでしっかりとピンに寄せることが出来るでしょう。