なんの変哲もない花道からのアプローチでなぜかザックリ!
ラフやベアグランドに比べれば、易しいはずなのに何故かミスショット…アマチュアゴルファーによくあるミスの一つだと思います。
花道など、通常ライからのアプローチは「寄せの基本」になるので、必ず習得しておきたいスキルの一つ。マスターすることはゴルフ上達にとって欠かせないポイントになります。
そこで今回は、SW・AW・ピッチングなどのクラブでどう打てば、成功率の高いアプローチが打てるのか。ショットのコツと注意点をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
アプローチの基本!ゴルフがうまくなるテクニック
花道からのアプローチでは、チャックリしたりトップしてしまうことも多くあります。
その原因は、スイングを弱めてしまったり、若干の傾斜に気付かずにショットしてしまっている可能性が高いです。しっかりとピンに寄せるためには、クラブに適した打ち方と、絶対に手打ちをしないことの2点が重要です。
SW・AW・ピッチングの違いは?
SW・AW、ピッチング、どの番手でも基本に打ち方は同じ。通常のアプローチでは、自分が打ちやすいものを選べばOKです。
変えるべきポイントはバックスイングの大きさのみ。ロフトが大いものバックスイングを大きく、小さいものは小さくすることで、思い通りの球を打てるようになります。
ピッチングだと小さく、サンドウェッジだと大きく振り上げて打ちましょう。ただし、短い番手なのでどのクラブを選択したとしても振り上げ過ぎには注意してください。
アプローチを大きく振るとミスしてしまいそう…そう思う方はピッチングをもってコンパクトにスイングするするほうが失敗が少なくなるでしょう。
>>>65ヤード以下はサンドウェッジ!どこでも使える万能クラブのコツをご紹介します。
ロフトの大きいクラブを使うときの注意点
60度、58度などのロフトの大きいクラブでは、バックスイングを大きくして打たないと思ったよりボールが飛びません。
しかし、振りを大きくすることでオーバーを気にしてしまい、無意識にヘッドスピードを弱めてしまうケースが多いようです。スイングを弱めると、ザックリの可能性がさらに高くなってしまうので注意です。
さらに、スイングを弱めると、手首(フェース)が返りやすくなります。手首を返してしまうと、ボールがつかまり過ぎてしまうので余計に飛びすぎてしまうでしょう。
ショットするときのコツ
ハンドファーストの形でボールを右側に置いて打ちます。多少ロフトを立てて打った方が、球の上がり過ぎを防いで思い通りのショットが打てるでしょう。
次に、ライの状況も大切です。グリーンまでの花道では若干左足上がりになっているホールが多くあります。
多少でも左足上がりになっているシチュエーションでは、打ちこんでしまうと、クラブが抜けるスペースがなくなるので、ボールがトップしてしまいます。
なんの変哲もない状況だと思っても、思わぬ落とし穴が潜んでいることがあります。花道アプローチでも、傾斜になっていないかしっかり確認してください。そして、傾斜に沿ってクラブを振り抜いてください。
>>>グリーン周りのアプロ―チで必ず守るべき4鉄則をご紹介します。
花道からのアプローチは必ずマスターしておきたいスキルの一つです。
番手ごとにいろいろな打ち方をする必要はなく、バックスイングの大きさで飛ばしたい距離を調節することがアプローチ上達のコツです。
ライによってはクラブが抜けるスペースができずにトップしたりする可能性があるので、少しでも左足上がりなどになっている場合は、ライに沿ってショットすることを心掛けましょう。