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知識

クロスバンカーとは?脱出するための打ち方3つの注意点

出典:GolfChannel

フェアウェイにあるクロスバンカーにつかまると厄介ですよね。グリーンまでの距離が結構残っていて、どのクラブを使っていいのか迷いますし、うまく打てないと大きくスコアを落としてしまいます。

アマチュアゴルファーでも苦手な方が多いクロスバンカー。その攻略法を今回はお伝えします。状況に合わせた番手の選びのコツ、脱出するために覚えておきたい打ち方も紹介します。

ハザードのある方向には絶対に打たない。そう思っていても、ゴルフ場ではなぜか捕まってしまうということがよくあります。そんなときでも慌てないようにポイントをぜひ押さえておいてください。

クロスバンカーとは

出典:ノーブルウッドゴルフクラブ

ゴルフ場に設けられたハザードの一つで、フェアウェイに食い込むような形で設置されているもののことを言います。

プレーをしていると行く手を阻むような形になっていることが多く、プレッシャーがかかります。プレーをするルート上にあるのでドッグレッグホールなどによく見られます。

グリーンの周りに設置されているものとは違って、ピンまでのヤード数があることが多いことも特徴です。単に打ち出すだけではなく相応の距離を打っていく必要があります。そのためにどの番手を使って、どんな打ち方をしていくのか、状況を確かめた上で判断することが必要です。

クラブ選びのコツ

クロスバンカーから打っていくときにはいろいろな種類が使えます。アイアンで打つのも一つの手ですが、ある程度、ヤード数が残っている場合はフェアウェイウッドやユーティリティを選ぶのがおすすめです。

アイアンを使うと、砂にヘッドが刺さってしまう可能性があります。そうなるとあまり飛ばなくなってしまいます。クロスバンカーで球が沈んでいないときにはフェアウェイウッドやユーティリティを使うとソールが滑ってくれるので潜るのを防ぐことができます。

アイアンのように「点」でとらえるのではなく、線で打つのでインパクトでボールをとらえやすくなります。

打ち方のポイント

 

他のクラブと同じように打つ

グリーン周りでつかまってしまったときと違って、クロスバンカーからはエクスプロージョンショットはしません。

ほかのクラブで打つときと同じようにして、クリーンにとらえられるようにします。クロスバンカーはアゴが低く平らなところも多いので条件次第で飛距離を出すことも可能になっています。

ただし、ミスショットになるとさらにもう一打、あるいはラフなど悪いライから打たなければいけなくなるので注意が必要です。

トップ気味でもOK

ポイントは多少、上を叩いても大丈夫、ということ。

ダフってしまうと飛びませんがトップ気味に当たるのはOK。クロスバンカーの砂は通常のものよりも硬いことも多くなっています。少しのトップなら脱出はできるのでボールをしっかりとらえることを意識してスイングをしていきます。

短くコンパクトに

グリップは少し短めに。当てたいという気持ちが強すぎると上から打ち込むような打ち方になることがあります。コンパクトな振りを心がけて、体の回転で打っていくようにしましょう。

番手選びでも、力が入らないように一つ上を選んで、スイング幅もスリークオーターくらいで振っていけるとミスも少なくなります。

↓2019年からゴルフのルールが変わります。クロスバンカーなどハザードでの対応の変更点も解説していますので参考にしてみてください。

クロスバンカーの注意点

クロスバンカーでフェアウェイウッドやユーティリティを使うのは、あくまでもボールが沈んでいないときの場合です。

砂に沈んでしまった場合は、グリーンを狙ったり飛ばすのは諦めてウェッジなど短い番手で出すことだけに専念しましょう。無理をすると大やけどにもつながります。状況を見て大きなリスクは避けるのがベターです。

また、打ち出し方向のあごの状態もしっかり確認しましょう。ファウェイウッドやユーティリティを使うときには弾道はあまり高く上がりません。クロスバンカーでもあごが高いと、打ち出すときに当たってしまう可能性があるのでよく確認をしておきます。

クロスバンカーにつかまってしまうと、まだまだ距離が残っていることが多いと思います。そんなときにはつい焦ってしまいがち。いつもより飛ばそうとか早く出そうという意識があるとスイングがブレてミスを生んでしまいます。

クロスバンカーは打ち込まない普段通りのスイングで当てることができれば、出すことはそれほど難しくありません。いつもと同じようなリズム、それよりも少しゆったりめに振ることが第一。慌ててしまいそうな場合は一つ、深呼吸をしてから打っていきましょう。

↓砂にはまってしまったときの脱出法を伝授!サンドウェッジの使い方をレッスンしますので、ピンチに陥ったときのためにぜひチェックしてみてください。

↓サンドウェッジ、ロフト選びのコツをご紹介します。角度が違うことで何が変わってくるのか、あなたに合った1本を選ぶために記事を参考にしてください。

 

まとめ

今回はフェアウェイで待ち構えるクロスバンカーについて紹介しました。捕まってしまうと「ピンチ!」と思ってしまいがちですが、落ち着いた対応をするのが一番です。

状況をよく見極めてクラブを選んだら、あとは気負わず打っていくのみです。シチュエーションとしてはラフよりも打ちやすい場所です。砂の上からでもしっかりボールをとらえる感覚をつかみましょう。

この記事を書いたライター

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ゴルファボ編集部

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