初心者ゴルファーの強い味方『ユーティリティ』。ユーティリティを使いこなせればとても良い武器になります。欧米では「ハイブリット」と呼ばれていて、万能なクラブということで現在では男子プロにも人気です。
ユーティリティーにはたくさんのメリットがあり、ヘッドスピードが遅いゴルファーやシニアゴルファーにとっては、ロングアイアンと同じくらいの飛距離が出ます。
今回は、初心者ゴルファーが簡単にユーティリティーを打てるようになるための守るべき5つの掟をご紹介します。ラウンド中の心強い武器になりますので、是非トライしてみてください!
目次
ユーティリティーの種類
ユーティリティーが出てきた背景には、初心者ゴルファーが簡単に飛距離を出せるクラブが欲しいという声によって生まれたそうです。打ちやすさと球の上がりやすさを追求したクラブです。
ユーティリティーにはアイアン型とフェアウェイウッド型と2種類のモデルがあります。ソールの幅が広めに設計されていますので、どのモデルもオススメです。
ユーティリティーは、ヘッドが地面に接地した後に滑るように抜けていくため、ダフリにくいという特徴もあります。重心がずっと低い位置にあるためボールが上がりやすく、スイートスポット(芯)も広いので、左右にブレにくくなります。
アイアン型ユーティリティ
出典:スリクソン
ウッド系は苦手という人にオススメです。アイアンが得意な人はダウンブローに打つ感覚が身についているので不安なく打てると思います。
フェアウェイウッド型ユーティリティ
出典:キャロウェイ
アイアンが少し苦手という人にオススメです。ドライバーやフェアウェイウッドを打つのが得意な人は抵抗なく打てると思います。
ユーティリティの特徴
メリット
・フェアウェイウッドよりシャフトが短いから振りやすい |
・ダフリにくい(ソールが広い) |
・弾道がフェアウェイウッドより低いので風に強く、ランも稼げる |
・アイアンよりシャフトが長いので距離が稼げる |
・重心位置が深く、スイートスポットも広い(高弾道で左右に曲がらないボールが打てる) |
デメリット
フェアウェイには意外とディボット跡がたくさんあります。ユーティリティの打ち方が慣れていないと、ミスをしやすくなります。この時は、冒険はしないで手堅くアイアンを持ちましょう。これもゴルフのマネジメントになります。
↓↓↓どうしてもミスが減らない方は打ち方の基礎を確認してみてください。
ユーティリティーの打ち方|初心者が守るべき5つの掟
ユーティリティーの打ち方は5つの掟を守れば、楽にスイングができますのでぜひ実践していただきたいと思います。
スタンス幅
肩幅程度のスタンスで、力まずにアドレスします。初心者はアドレスを安定させるため7番Iより少し広めでも大丈夫です。重心は両足均等にかけてください。
打ち方の注意点として、ユーティリティーは球がつかまりやすい設計になっていますので、スタンスはスクエアで構えてください。クローズスタンスですとつかまりすぎてフックになる可能性が高くなりますので気を付けてください。
ボールの位置
球を左足寄りに置くことでスイングした時にソールが滑りやすくなります。アイアン型ユーティリティーの場合は、右足寄りでも大丈夫です。
コンパクトにスイングする
ユーティリティーは低重心で捕まりやすくできているので、球をつかまえようと思って振り過ぎたらいけません。コンパクトに打つことによって自然と上がり、左右に曲がらない安定したショットが打てます。
インパクトゾーンを滑らせる
ダフらないようにボールを上から叩くと芯に当たらなくなり、ユーティリティー本来の低重心の性能が発揮されないので、レベルに払うようにスイングしましょう。
レベルに振る打ち方のコツは、ボールの左側10㎝先を見ながら打つといいでしょう。入射角が緩くなり簡単にレベルにスイングすることができます。
厳禁!すくい打ちをしない
球を上げようとしてアッパーブローの打ち方になってしまうと、飛距離が落ちてしまいます。他のクラブでも同じですが無理に上げようとするとミスを招きます。クラブが上げてくれますので、クラブを信じて安心してスイングしましょう。
↓↓↓ユーティリティのミート率を上げる方法を紹介しています。
↓↓↓今人気!アイアン型ユーティリティのメリット&打ち方のコツです。
初心者でも、5つの掟通りの打ち方でユーティリティを使いこなすことができれば、とても強い武器になります。フェアウェイウッドが打てなくて飛距離が出ないというゴルファーにはとてもオススメです。ぜひ次のラウンドで活かしてしてみてください。
ユーティリティの選び方には6つのポイントがあります。この記事を読めば自分にぴったりのモデルが見つかります!