冬のバンカーは夏より難しいって知ってました?
理由は、寒い季節は「バンカーが固くなって難易度が上がる」ため。
普段でも難しいのに、地面が固いと、ヘッドが弾かれてトップしたり、ホームランになったり、チョロをしたり余計にスコアを叩いてしまいます。
実際に、固く湿ったバンカーが苦手という声をたくさんいただきましたので、今回は固い砂のバンカーショットの打ち方と注意点をご紹介します。
まったくヘッドが入らないほどのカチカチの場合は、ボールだけをインパクトする必要がありますが、ある程度ヘッドが入りそうな固さであれば今回の打ち方のコツが使えますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
固い砂のバンカーから打つ方法
なぜ、固い砂のバンカーは難しいのか?
通常のバンカーショットは、サンドウェッジのバウンスを使って砂を飛ばして(爆発させて)ボールを飛ばします。
しかし、地面が湿って固くなっていると砂ごと飛ばせないので、球を飛ばす力が減り脱出が難しくなります。
しかし、打ち込みすぎると、地面だけを叩いてボールが飛ばなかったり、インパクト前にソールが弾かれてトップしたりします。
ゴルフ初心者が一発でバンカーショットを成功させるためのポイントをご紹介いたします↓↓↓
バンカーショット|注意する2つのポイント
通常のバンカーの打ち方と全く変わりませんが、インパクトの意識を変える必要があります。どのようにインパクトの意識を変えるかといいますと、ポイントは2つあります。
クラブを鋭角に入れる
ゴルフクラブを通常時よりも少し鋭角に入れて、固い砂にぶつけていくことをイメージしてください。
バウンスを使って球を“フワッ”と上げる意識ですとクラブヘッドが弾き返されてしまうので、しっかり打ち込んでボールの下をえぐり取ってください。
手首のコックを早めに使うとクラブが鋭角に入りやすくなります。
インパクトでグリップを緩めない
打ち込んでいくので、グリップをしっかり握って、絶対に緩めないようにしてください。緩めるとボールの下をえぐり取ることができません。地面に弾き返されてしまいます。
強く握り過ぎはNGですが、振っていくときに手の中でグリップがブレ過ぎないようにしてください。
一般的にはブレないグリップを作るには「握り方」が最重要ポイントです。
グリップ【握り方】の基本をマスターしたい場合はこちらの記事が人気です↓↓↓
バンカーの打ち方2ステップ|固い砂編
ショットに入る流れをお伝えします。ルーティーン化すると、アドレスも取りやすくなり再現性も上がるでしょう。
かたい or 柔らかいを確認する
まずはバンカーの固さをチェックするのが第1ステップです。
バンカーに入って地面を足でグリグリして状態を確認しましょう。クラブヘッドが入る柔らかさなのか、バウンスが使えそうか否かを確認してください。
もし、地面がカチカチに固まっていたら、砂地に当たらないようにクリーンに球だけを打つしか方法はありません。
鋭角に入れてボールの下をえぐる
アドレスは通常のバンカーショットの構えと同じです。
バウンスを使って“フワッ”と上げるよりも、インパクトの時に打ち込んでフェースでボールの下をえぐるイメージで打っていきます。
インパクトの衝撃は、やわらかいバンカーの時よりも反動が強いのですが、負けずに深く打ち込んでいきましょう。
注意点として、深く打ち込む時に上半身が突っ込まないようにしましょう。ダフリやシャンクの危険性がありますので、気をつけましょう。
グリップは緩めない
インパクト時にグリップは緩めないようにします。グリップが緩むとヘッドが弾かれてしまいトップやチョロになってしまいますので、気をつけましょう。
しっかり握ることによって、固い砂のバンカーでもフェースのロフトどおりに球が上がってくれますので、フワッと上がるショットを打つことができます。
通常の時よりも、地面が湿っているので砂が舞うというよりもターフが取れるような形になります。
次のゴルフで固い砂のバンカーに入ったときには、今回ご紹介した内容を試してみてください。
↓↓↓バンカーでサンドウェッジを使うときのコツと注意点とは?
固い砂のバンカーから打つポイント
・ヘッドを鋭角に入れてボールの下をえぐる
・インパクトでグリップを緩めない
この2つを行うだけで脱出できます。寒い時期だけでなく雨の降ったあとも同じような状況になります。打ち方を覚えているだけで使えますので、ぜひ試してみてください。
固い砂バンカーの打ち方と注意点その②はこちら↓↓↓