ゴルフのアプローチショットのミスを減らすには、まずはウェッジというゴルフクラブはどういうものかを知る必要があります。
1ラウンドにウェッジは平均13回ほど使います。グリーンへのパーオン率は、プロでも7割くらいです。アマチュアにいたっては3割くらいで、グリーンを9回ほど外すわけですから、とても重要です。
今回は、ゴルフクラブ別アプローチ攻略法!攻め方の4のポイントをご紹介します。
1ラウンドにサンドウェッジを含め13回くらい使うということは、ドライバーショットの回数とほぼ同じなのでゴルフでは手が抜けない状況になります。ぜひ、一読していただき、寄せワンを狙ってスコアアップにつなげてください!
目次
ゴルフ|寄るウェッジの選び方
多くのアマチュアゴルファーにとって、グリーン周りやバンカーは苦手だと思います。そんな場所では、ウェッジが欠かせません。ゴルフでピンにからむためにはクラブの「バウンス」と「ライ角」が大切になります。
バウンス
ゴルフでは、バウンスが大きいほど、ゴルフボールの手前の芝生を滑りながらインパクトに向かうので、アプローチでのミスは少なくなります。バウンスはヘッドのエンジンと呼ばれるほどヘッドを前に進めてくれます。
もし、バンスがなければヘッドは、地面や砂に潜ってばかりになります。選ぶ場合は、バウンスが大きいのを選びましょう。大きいほどクラブは優しくなります。またソール部分も、「ざっくり」や「バンカー」に強いソールもありますので、どのようなタイプのものが合うのか、ゴルフショップなどで試し打ちしてみてください。
ヘッドが弾かれる場合は、入射角度を少し緩やかにすることで調整できます。アドレスでは、あまりハンドファーストにしないほうがいいでしょう。
ライ角
ゴルフではライ角は重要です。2度変わるだけで100ヤード先では約6メートルズレると言われています。特にロフトが寝ている場合は影響を受けやすくなります。アップライトすぎると左に引っかかりやすく、フラットすぎれば右に飛び出しやすくなります。
ゴルフ用品店やカスタムショップなどで、フィッティングなどするとあなたにマッチした角度のクラブに出会えます。
最新のフィッティングをゴルファボ編集者が徹底取材してきました。どんなことをしているのか覗いてみてください!
ゴルフのアプローチ攻略法!
ゴルフコースでは、いろいろなライが存在していますが、同じ状況から打つことはありません。アプローチで技の引き出しをたくさん持っていると、グリーン周りで心配することがなくなり、ミスを激減させることができます。
またゴルフで、ミスが起こる確率が少ないクラブを選択すれば、大叩きすことはなくなります。今回は4つのパターンの攻め方をご紹介します。
花道=9番アイアン~SW、パター
花道からアプローチするときは、エッジまで少し歩き、芝の状況を確認します。芝の葉が短く、地面も固ければパターを考えましょう。パターで転がしていけるので、ミスヒットが少なくなります。
もし、芝がふかふかで転がすと「途中ゴルフボールの勢いがなくなるかな」と感じたら、ウェッジを持ちましょう。エッジからピンまでが近かったら、SWを使います。エッジから遠ければ、AW、PW、9Iのロフトの立っているクラブを使うと転がしやすくなるので、寄せやすくなります。
花道からの打ち方は、エッジまでゴルフボールをキャリーさせて、転がして寄せていきます。SW、AWでも打ち方は変えずに打ちます。ランの転がりが違うだけです。
巷では、ピッチ&ランを超簡単に打てる”チッパー”というものがあります。アプローチが苦手なゴルファーにオススメです。
バンカー=SW、AW
距離の短いバンカーはSW、長ければAWを選びましょう。砂から打つ場合は、バウンスを使って砂を爆発させてゴルフボールを出していきます。
スイングときは、「クラブを真上に上げて真下におろしていく」ということを意識してください。インパクトにかけてはヘッドで砂を切るようなイメージで振ると砂が爆発しやすくなります。
ポイントは、ゴルフボールの3センチくらい手前にヘッドを入れるイメージを持つことです。躊躇せずにスイングしていくことが重要になってきます。
バンカーショットのコツです!女子プロのレッスン動画です。参考にどうぞ!
ロブ=SW
砲台グリーンやラフからだと、ゴルフでは球を高く上げなければいけません。ウェッジを使うほうが高く上がります。
アプローチで高い球を出すポイントは3つあります。
・フェースを開く
・ターゲットよりも体を左に構える
・すくい打ちのようなイメージで打つ
この3つのポイントでアプローチすれば、簡単に高く上がります。
注意点として、ロブショットを打つ場合、ゴルフボールが沈んでいたり、地面が固かったりすれば、ヘッドが弾かれてしまいトップになってしまいますので、横に出すか、ピッチ&ランを使ったほうがいいでしょう。
ロブショットの打ち方です!プロのようなアプローチの技を習得したいゴルファーは必見です!
薄芝、ベアグラウンド=SW、PW、9I
薄芝や芝のないベアグラウンドの状況では、ウェッジで打つことが非常に難しくなります。その理由は、バンスがあるからです。ラフからの場合は、ゴルフボールの下をくぐらせやすくなるのですが、ベアグラウンドなどの場合は、直接クリーンにヒットすることが難しくなります。
こういうアプローチは、バンスを使わずに打ちます。通常のアドレスで構えると、バンスを使ってしまうので、球を右足寄りに置いてリーディングエッジ(刃)の部分でゴルフボールを捉えやすくします。
どうしても構えにくければ、9番アイアンでクラブを短く持ってスイングしましょう。そうすることで、地面にヘッドが弾かれなくて、クリーンに球を打つことができミスショットが減ります。
ゴルフのスコアメイクで大切なのは、アプローチにあります。ウェッジのロフトやバウンスを上手く使う打ち方を練習して、距離感を掴んでいきましょう。
ウェッジの特性を知れば、打った球は簡単にピンに寄っていきます。アプローチがうまくいくと、グリーンも読みやすくなるので、パターの調子も上がります。ぜひ、ご紹介したゴルフクラブ別の攻略法を参考にしていただき、大叩きのピンチから一発逆転を狙ってみてください。
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