出典:amazon
オデッセイのパターは世界中のプロからも愛用されている人気ナンバー1のブランドです。
しかし、数多くのモデルが販売されているので、自分に合うのはどれなのか、どんな選び方をすればいいのか、見分けるのは簡単ではありません…。
自分に合ったモデルを選ぶためには、普段の打ち方をチェックしてみてください。たとえばあなたはパターを打つとき、前傾を深くするタイプですか、それとも浅めにするタイプですか?それによって自分にピッタリのオデッセイの1本がわかります。
今回は打ち方の特徴からわかるオデッセイのパターの選び方と、おすすめモデルを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
オデッセイとは?
オデッセイとはアメリカのゴルフ用品メーカー、キャロウェイゴルフのパターブランドです。
世界中のプロゴルファーにも支持されています。多くのブランドからパターが販売されている中、オデッセイは日本の男子&女子ツアーでの選手の使用率でも60%以上にもなっています。
男子プロでは人気の石川遼や今平周吾、女子プロでは女王争いを繰り広げているアン・ソンジュ、申ジエらもオデッセイのパターを使用しています。
特徴
オデッセイの特徴は、なんといってもたくさんの種類が販売されていることです。
パターは打ち方も人によって違い、感覚も大事になります。ゴルファーそれぞれ合うものは細かく違っています。
オデッセイのパターはヘッドの形状やネック、グリップなどを好みで組み合わせて、自分にぴったりのものを選ぶことができます。バリエーションが豊かなことも多くの人に支持されている理由です。
自分の打ち方タイプをチェック
オデッセイの各モデルを選ぶ前に、自分がどのような振り方をしているかを知っておきましょう。ストロークのタイプは「タップ型」「直線型」「アーク型」の3つがあります。
タップ型
(最初のパターのシーンは0:55から)
青木功プロのように手首を使って、「パチン」とインパクトの強弱でタッチを出していく方法です。ヘッドの真ん中にシャフトが刺さっているタイプが打ちやすいでしょう。
直線型
手首を使わず、腕と肩を使って直線的に動かす打ち方です。
アドレスで前傾が深くなると直線型になりやすくなります。パターはマレットが打ちやすいでしょう。
アーク型
手首を使わずに、腕と肩を使うのは直線型と一緒ですが、軌道がやや緩やかに円を描いています。インサイドインのような軌道です。
アドレスで前傾が浅いと、クラブも円を描くような動きになります。L字、ピン型が打ちやすいです。
スイング別・おすすめのパター
T字型
出典:amazon
タップ型の打ち方をしていて、手首を使ってパッティングをしたいという方にはピッタリです。感覚が伝わりやすく、ボールの当てやすさも感じられます。
ピン
出典:amazon
構えやすくて幅広いゴルファーに合う万能タイプです。
パターの中でも一番、一般的な形で多くのプロが愛用しています。フェースの「トゥ側」と「ヒール側」に重量があるので、ミスに強いというメリットもあります。
初心者にもおすすめ。どんなストロークにも合いやすいので、選ぶときは第一候補にしてみましょう。
L字
出典:amazon
操作性が高くて、アイアンと同じような感覚で振れるのが大きな特徴です。
クラブの軌道が円を描く「アーク型」の振り方をしている場合は、L字を選ぶといいでしょう。パッティングも自分で操作をしたい、という人にもおすすめです。
マレット・ネオマレット
出典:amazon
マレットは大型パターで安定して真っすぐ動かせるのが特徴です。ネオマレットは中でも特に大きな形状のものを言います。
直線型の振り方をするゴルファーに向いています。スイートスポットが大きくオートマチックに打っていけるのもメリット。オデッセイでは他のブランドにない独自のヘッド形状を数多く販売しています。
↓↓↓ネオマレット型のパッティングについて解説したレッスンです。グリーン上で使いこなすためにぜひチェックしてみてください。
選び方のポイント
ネック形状
ネックという、シャフトの下の部分には主に3つの形があります。
シャフトが折り曲げられている「ベントネック」、カギ型になっている「クランクネック」。そして中央に取り付けられた「センターシャフト」の3つです。構えやすさや打ちやすさが違ってきます。
クランクはボールを中央にセットする人、センターシャフトは、左足寄りにボールをセットする人に向いています。ベントはその間くらいに置く人向けです。
シャフトの長さ
適正な長さは身長や手の長さよりも構え方によって違ってきます。
男性用パターの長さは、33〜35インチが一般的です。自然にパターを構えたときに、ボールの位置が目の真下になるのが目安となっています。34インチを使っていること人が多く、迷った場合は34インチを選ぶといいでしょう。
グリップによる違い
パターの場合、グリップが軽ければクラブの重さを感じやすくなり、ゆったりとしたリズムでストロークしやすくなります。
重くなると、ヘッドは軽く感じるので、速いリズムで打ちたい場合や、ボールをパチンとヒットしたい人にマッチします。
太さはパターの操作性に影響します。グリップが太ければオートマチックに振りやすく、細ければ操作性が上がっていろいろな打ち方ができます。オデッセイではグリップもいろいろなものが用意されているので試してみましょう。
↓↓↓パターの握り方について詳しく解説します。ストロークが安定する持ち方や売れ筋グリップについて取り上げるのでぜひ読んでみてください。
オデッセイの人気モデル
オデッセイ オーワークスブルー#1
オーソドックスなピンタイプで爽やかなブルーが特徴になっています。網の目状のスチール製フェースで打感も柔らかくなっています。
構えたときにフェースの向きとターゲットの方向を合わせられるよう、白いラインが刻まれていて、正確にカップ方向を狙えます。
オデッセイ オーワークス ツーボール
出典:amazon
2001年に原型となるモデルが発売、宮里藍さんらが使用して人気になったシリーズです。
パターについた丸形の目印がポイント。実際に打つボールの後方に目印が並ぶようにセットするだけで、スクエアに構えることができます。方向性が合わないというゴルファーにはぜひおすすめのモデルです。
オデッセイ オーワークス#9
出典:amazon
石川遼プロも使って大ヒットしたL字型です。操作性がよく多少のミスは緩和してくれます。
構えてみると赤い鮮やかなラインが見えるので、ターゲット方向にフェースを合わせやすい設計です。
オデッセイ エクソーセブン
出典:amazon
安定したストロークができて転がりも一定にしてくれるネオマレット型です。
ヘッドの外周部を重く、中心部を軽くしたことでストロークのブレを軽減できます。打音も軽快で打ったときにソフトな感触があり手放せない1本となります。
オデッセイ レッドボール
出典:amazon
オデッセイの独自技術を備えた、方向性を高めたいゴルファーにピッタリの1本です。
名前の由来となった赤いボールをヘッドに搭載、その上にはリング状のスコープが設置されています。赤いボールがスコープの中に見えるようセットすることで、毎回ズレることなく同じように構えられて方向性が安定します。
オデッセイ ホワイトホットプロ
出典:amazon
適度な重さがあり、安定して転がせる大人気のシリーズです。
オートマチックに打てるマレット型で、ラインも合わせやすい設計になっています。ヘッドの形によってアドレスのときにカップに向かって真っすぐ打てるイメージが持てます。
↓↓↓パターのブランドを総まとめ!選び方の3つのポイントを紹介します。オデッセイ以外のメーカーもぜひチェックしてみてください。
↓↓↓パターのストロークを徹底解説した記事です。握り方、ストロークまで詳しく解説しますので参考にしてみてください。
今回はオデッセイ社から販売されているパターの選び方について紹介しました。とてもたくさんのモデルが揃っているので、自分に合ったものを選ぶのは一見、難しそうに感じます。
しかし、オデッセイはヘッドやグリップなどバリエーションが豊かなので、細かいところまでこだわって選ぶことができるのがうれしいポイントです。紹介したスイングとの相性なども参考に、興味があるパターはぜひ試してみてください。